フルート記事

C足部管で低音「H」が出せる!? ミヤザワフルートから画期的なアイテム“B-Tube”登場

C足部管のフルートを使っていて「足部管に筒をつけたらHの音が出せるのに……」と思ったことはありませんか? 
アンサンブルやオーケストラ、吹奏楽など低音H音の登場率は意外と高いのです。ところが、C管フルートユーザーでは出せない音なので、泣く泣く別の音に置き換えたり、H管を持っている他の人に吹いてもらったり……いろいろな対応をしている方も多いでしょう。

そんなアナタにピッタリの商品がミヤザワフルートから発売され、話題を呼んでいます。
その名も“B-Tube”
C足部管に差しこむだけで、Cの運指でHが出せる画期的なアイテムです。しかも、総銀製と総銀製+ピンクゴールドメッキ仕様の2種類があり、好みの音色、楽器本体の材質に合わせて選ぶことができるのです。

そこで! 編集部が早速試してみました。

編集部が体験!“B-Tube”のスゴイところ

【総銀製】

B-Tube

① 低い音が安定する
② 音の芯があってクリアな音が出せる。さらに音に厚みが増す
③ 音がまとまり、スパっと音を切り替えることができる

 

【総銀製+ピンクゴールドメッキ】

B-Tube

① ダイナミックレンジが広がる
② 柔らかい音色を出すことができる。
③ 音と音のつながりがよりなめらかになる

総銀製、総銀製+ピンクゴールドメッキの両方共、H足部管の特徴である高音域の安定感を得られます。銀は通常銀製フルートで使われるAg925を使用しているので、音の響きや遠達性を損なうことはありません。

ただひとつデメリットは……、この“B-Tube”を使った場合はCの音が出せなくなるということ。これはいたしかたないところなのですが、低音のHの前後に休符があれば着脱が可能ですし(装着に手間はかかりません!)、楽曲の中でC♮→Hの動きはそれほど少ないことを考えると、やはり今後活躍できるアイテムになるのは間違いありません!
C足部管ユーザーの方、是非試してみてください♪

ミヤザワフルート純正 Low-H延長管「B-Tube」
総銀製Ag925 ¥25,000(税別)
総銀製+ピンクゴールドメッキ仕様 ¥35,000(税別)
[問合せ]ミヤザワフルート アトリエ東京
TEL:03-5927-1811
E-mail: repair@miyazawa-flute.co.jp
http://www.miyazawa-flute.co.jp/

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