フルート記事

編集部が“フルートスピード”を試してみました!

“フルートスピード”を装着するとどんなふうに音が変わるのか……、そんな興味を持った編集部員が実際に付けてフルートを吹いてみました。

フルートスピード

今回試したのはWGP(ホワイトゴールド)、PGP(ピンクゴールド)、PTP(プラチナ)、GP(ゴールドプレート)の4種です。

まずはフルートスピードの付け方から。
フルートスピードを一つとり、足部管にグッと入れます。フルートを全部組み立てた状態で入れようとすると、持っている手が不安定になってしまいがちです。落としてしまう可能性があるので、足部管だけの状態で入れることをお勧めします。

フルートスピード試奏

今回の試奏ではフルートスピードの装着はいずれも、歌口トーンホールを12時と見てスリットのセンターを10時から11時の方向に装着しました。このスリットの角度でも音色が変わるので、いろいろ試してみると楽しめるかと思います。

フルートスピードつけ方フルートスピード試奏

気になる結果は…

WGP(ホワイトゴールド12Kプレート仕上げ)

低音が通常よりも音が速く立ち上がる。音の粒立ちが良いのでイントネーションがつけやすい。かっちりした音が出せる。アンサンブル向き。

PGP(ピンクゴールド18Kプレート仕上げ)

音のつながりが滑らかになる。音色は柔らかいため、他の楽器とも調和がやりやすそうな印象なのでアンサンブル向き。

GP(24Kプレート仕上げ)

音の伸びが良い。音と音の滑らかさもあり、音の立ち上がりもよい。ソリスティックでブリリアントな音色。

PTP(プラチナ1000プレート仕上げ)

低音の粒立ちが良く跳躍がやりやすい。中~高音域が滑らか。一音一音はっきりと出せるのでソリスティックな音色を求める人に向いている。

それぞれ比較するとやはり違いは材質によって違います。今回試奏で使ったのはムラマツフルート製のシルバーですが、メーカーの違いやフルートスピードのスリットの装着位置によっても違う印象が得られるかもしれません。音色は好みなので上記とは違う印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、参考にしてください!

※足部間の管厚の違いによって装着することが難しい場合がございます。ご了承ください。

フルートスピード

アルソオンラインで好評発売中!

自分に合いそうな種類のフルートスピードは見つかりましたか? 試してみたい…と思った方は、アルソオンラインで販売しているので、ぜひお気に入りの音色になるものをみつけてくださいね。

>> GP(ゴールドプレート)
>> PGP(ピンクゴールド)
>> PTP(プラチナ)
>> WGP(ホワイトゴールド)

“ガンメタル”がアルソオンライン限定発売!

大好評のフルートスピードに“ガンメタ”が新しく登場! 漆黒の出で立ちからどんな音色になるのだろう……と思いながら今回も編集部で早速試奏してみました。
>> フルートスピード「ガンメタル」がアルソ出版限定モデルとして登場
>> GMP(ガンメタル)

 


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