皆さんはサックスのメンテナンスをきちんとしているだろうか?
当然という方もいるだろうが、実はあまり自信がない……という方も多いように思われる。
本来、演奏後は楽器にスワブを通し、クリーニングペーパーでタンポの水分をとり、管体についた手垢や汗を拭き取るものだ。中にはケースへ収納するときにコルクやキィクランプでキィを固定する人もいる。また、定期的にキィオイルを注すことも大切だ。それだけではなくキィバランスの調整などで3ヶ月に1回はプロのリペアマンに見てもらうことが望ましいとも言われる。
しかしスタジオの使用時間ギリギリまで練習をした場合など、つい掃除をせずにケースへしまってしまうこともある。キィオイルを自分で注したことがないという人も少なくないだろう。また、なかなか楽器店に行く時間がなかったりすると、調整に出すのは年に1回、それどころか数年に1回ということにもなりかねない。中には壊れなければ楽器店へ持って行かないという人もいるようだ。
だがやはり、きちんとメンテナンスをしていれば楽器と長く付き合える。タンポの水分を十分にとれば傷みにくくなるし、早期に不具合を見つけて楽器店へ持って行ければ軽いリペアで済む。面倒がらずに日ごろからメンテナンスすることで、結果的に大切な楽器を長く使うことができるようになるのだ。楽器は一生モノである。ぜひ正しいやり方を覚えて実践したいものだ。
また、サックスのしくみや構造が分かると、トラブルが起きたときに原因を突き止めやすくなり、応急処置ができるようにもなる。不具合をきちんと治すには専門家に見てもらうべきだが、ライブ直前にトラブルが起きたときなどはそうも言っていられない。応急の対処方法を知っていて損はないだろう。
さらには楽器の構造を知ることで合理的な奏法が身につけられたり、演奏上のポイントが分かったりもする。実際、プロミュージシャンや上級者は楽器のメカニズムや音の出る原理について詳しい人が多い。つまり上達の第一歩は楽器を良く理解することだとも言えるのだ。
こうしたサックスの構造や正しいメンテナンス方法が学べ、さらにはサンプル楽器を分解・組立するなど普段できないような経験ができるセミナーがある。
それが、4月22日(日)に行なわれるアルソオンライン主催の「第10回サックスメンテナンスセミナー」だ。先着6名の受講生を対象に、13時〜17時までじっくりとサックスについて講義・実習が行なわれる。講師は長年ヤマハアトリエで楽器修理や調整に携わり、現在は自身の工房を営む傍ら専門学校などで後進の指導も行なっている金澤恭悦(きょうえつ)氏。プロ演奏家からの信頼も厚い金澤氏のもとで、メンテナンスの正しい知識を身につけられる、まさにサックス奏者必見のセミナーだ。
第10回 サックスメンテナンスセミナー
【日 時】4月22日(日)13〜17時(17時〜楽器診断(任意))
【会 場】東京・目白 東京都豊島区目白3-4-11 NCKビル5F(目白駅下車徒歩1分)
【対 象】初心者〜上級者、指導者、演奏家まで
【人 数】各日先着6名(最少催行人数3名)
【持参物】ご使用の楽器、筆記用具
【価 格】SAXCLUB会員 25,200円(工具費含む)/一般価格 28,350円(工具費含む)
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