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ヤナギサワWOシリーズ 待望のテナー発表

THE SAX69 MAKER&DEALER TOPICS

「アルトをゼロから新しくする」をテーマに、昨年1月21日にヤナギサワサクソフォーンのアルトが「WOシリーズ」として一新された。日本国内だけでなく、世界各国で現在も入荷待ちの状態が続いているという。そして今年の3月、満を持してテナーのWOシリーズが発売となる。アルト同様、WOのコンセプトはテナーにも継承されている。抵抗感と吹奏感が軽く息を多く入れても音割れしない「ライト」(WO1、WO2)、ほどよい抵抗感に軽い吹奏感を持たせ自由な表現が可能な「ヘヴィー」(WO10、WO20、WO37)を展開。さらにすべてのモデルで「音程」と「操作性」の核となる様々な部分に大幅な改良が加えられ、クラシックからジャズまであらゆるジャンルのプレイヤーを唸らせる楽器に仕上がっている。

yanagisawa

─テナーの基本コンセプトは?
柳澤 : WOは、ゼロが2つという意味もありますが、World Outstanding(優れた・傑出した)という意味もあり、このWOシリーズがサクソフォーンの世界で傑出したものになってほしいという願いも込めています。 アルトを造るときゼロベースで見直して、自分たちも初心にかえるという想いで完成させた。テナーも同様に管体、素材など、すべてをゼロから見直しています。アルトはうれしいことに好評を得ており、さらに楽器づくりにおいて自信が持てるようになった。だから、まだ発売もしていないのにこんなことを言うと怒られそうだけど(笑)、このテナーをいかにして進化させていくかという基礎になる楽器ができたと思う。これからが楽しみな楽器です。

─開発で苦労したことは?
staff 増山 : 正確な音程を得るために、一部管体の太さを変えた部分があり、これがなかなか定まらなくて時間がかかりました。この部分を調整すれば音程が変わるというのはわかっているのですが、それに対してどの程度の太さ、細さにしたら最適なのか、またトーンホールの大きさやバランスなども関係してくるので、ほぼそれに時間を費やした感じです。
佐藤 : 私は組立を担当したのですが、試作では粗削りな部分などもあって、それを組立、調整するのが難しく大変でした。
村越 : アルトを造ったときWOシリーズのコンセプトが明確になり、テナーもそのコンセプトに沿って造ればいいので、少しラクではありました。試作の段階ではそれほど時間がかからないのですが、現物を造ってから図面におこして型を造っていくので、ラインにのせて商品化するまでの作業が大変でした。

THE SAX 69号では、さらに90、99シリーズからの変更点、音色のことなどについて詳しく記載!
是非、チェックしてみて欲しい!

ichiran

*写真は左より、T-WO1→T-WO2→T-WO10→T-WO20→T-WO37 



◇ヤナギサワサクソフォーンT-WOシリーズ(3月10日発売)
T-WO1 ¥315,000(税抜)
T-WO2 ¥335,000(税抜)
T-WO10 ¥423,000(税抜)
T-WO10GP ¥1,073,000(税抜)
T-WO20 ¥519,000(税抜)
T-WO20GP ¥1,169,000(税抜)
T-WO20PGP ¥1,169,000(税抜)
T-WO37 ¥1,080,000(税抜)
T-WO37GP&nb ¥1,730,000(税抜)

株式会社プリマ楽器
問合せ 株式会社プリマ楽器
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