THE FLUTE vol.174 フルートで奏でるフィギュアスケートの世界

氷上の音楽史

近年ではボーカル曲が解禁されたり、様々な曲を使ったオリジナルミックスをそれぞれの選手が使用するなど、進化しているフィギュアスケートの音楽。ここでは、伊藤みどりさんが活躍した平成のはじめから、現在に至るまでの時代に使われてきた音楽を、日本のフィギュアスケート史とともに振り返ってみたい。

1992

平成4年

伊藤みどりが世界選手権で
日本人初の金メダル、
アルベールビルオリンピックで
日本初の銀メダル

日本のフィギュアスケートの礎を築いた一人、伊藤みどり選手。1989年に行なわれた世界選手権でトリプルアクセルを決め、日本人初の金メダルを獲得した。伊藤選手は全日本選手権では中学生時代を含め8連覇、NHK杯では女子最多の6回優勝。
1992年のアルベールビルオリンピックでは、フィギュアスケートで日本初のメダルとなる銀メダルを獲得。レジェンドの名にふさわしい結果を残した。

伊藤みどり
アルベールビルオリンピック使用曲
『ピアノ協奏曲第1番、第2番』
(ラフマニノフ)

参考資料:NHK SPORTS STORY
https://www.nhk.or.jp/sports-story/detail/20190425_3693.html(2020.2.24アクセス)

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