フルートアンサンブル作品で大人気の作曲家 三浦真理さんの作品を、作曲者自身がフルートとピアノにリアレンジした“ブリリアントフルートピース”。
フルートソロ版のために新しく書かれたパッセージもあります。フルートアンサンブルのハーモニーの美しさはそのままに、フルートとピアノのアンサンブルが引き立つ編曲を楽しめます。
全曲NHK交響楽団首席奏者神田寛明さんのアナリーゼと、読み応えのある解説付き。ソロバージョンも注目を集めている人気楽譜が、今回お得な5冊セットになって登場！

『ブルー・パステル』
『想い出は銀の笛』シリーズで一番人気の第5楽章「ブルー・パステル」。
フルートソロ版のために、新しく付け加えたメロディーや、変更した部分があります。

『真紅のルビー』
「想い出は銀の笛」より『真紅のルビー』。
今回のアレンジのポイントは大きなカデンツァです。そして後半は宝が散りばめられ、最後は宝箱にしまう…という様子を表現した編曲になっています。

『エメラルドグリーンの風』
「想い出は銀の笛」より『エメラルドグリーンの風』。
作曲者はドビュッシーの交響詩『海』を思い描き、エメラルドグリーンの美しい海をわたる風をイメージしながら作曲したそうです。海から陸へ、そして草原へ……風がなびいていく様を自由に想像しながら演奏できる作品です。

『ブラック・インヴェンション』
「想い出は銀の笛」より『ブラック・インヴェンション』。
バッハ風の響きを入れ、第2楽章『真紅のルビー』のポピュラーなハーモニーと対比させています。神田氏の解説によると、バロックの音楽はジャズと同じように演奏することができるとのこと。ジャズとバロックの類似点をわかりやすく説明してくれています。作曲者自身は、装飾音、アドリブなどは奏者が自由につけてほしいとコメントしています。解説をヒントに、グルーヴ溢れる演奏を楽しんでください。

『紫の薔薇』
「想い出は銀の笛」の第4楽章にあたる『紫の薔薇』。オリジナルに前奏と後奏を新しく付け加え、ピアノとのアンサンブルを楽しめる1曲に仕上がりました。