第1回 − レポート −

サキソフォン組み立てスクール

2016-09-25

去る9/4（日）に行なわれた組み立てコース第1回目の様子をお届けします！

満を持して始まった組み立てスクール。講師、金澤恭悦先生の見守る中、テーブルに並べられた数本の楽器の中から、受講生各々、これぞという楽器を選ぶところから本スクールはスタートしました。

初日は用意された工具を使いながら、仮組みされた楽器からまだタンポが付いていないキィを1 つずつマイナスドライバーやプライヤーを使って分解していきます。

完成した楽器は自分のものになるので、楽器に傷がつかないよう、受講生のみなさんは慎重に作業を行なっている様子でした。

この日受講生のみなさんは、午前のレッスンに続けて午後からのレッスンも希望されていたので、お昼休憩を挟み2コマ目のレッスンがスタートしました。
今度は午前中に取り外したすべてのパーツを金澤先生指導のもと組み直していきますが、その際、キィパイプ、キィロッドが各キイポスト（支柱）に対して、まっすぐ精巧に取り付けられるかのチェックを行ないます。
例えばキィパイプにまっすぐ芯金が入って行かない場合は、木づちを使い、楽器本体に取り付けられたキィポストを丁寧に叩きながら傾きの微調整を行ないます。多少のクリアランスを保ちながらも、芯金やキィを取りつけた際に、がたつきが出ないようにすることが目的で、かつてアメリカンセルマー等でも行なわれていた作業ですね。

熱心な受講者たちの質問にも、金澤先生はジョークを交えつつ、一つひとつ丁寧に答えていたのが印象的でした。
第3回目開催予定日は10月23日（日）。
途中参加でも先生の親身で丁寧なレッスンでしっかり1から学ぶことができます。あなたもMy SAX を組み立ててみませんか？

Profile｜金澤恭悦

69 年日本管楽器（株）入社。日本楽器製造（株）（現ヤマハ）と合併後、本社にてクラリネットの開発に携わる。77年に開設された「ヤマハアトリエ東京」の初代スタッフとして木管楽器の専門家対応を22 年間担当。特にサックス奏者ソニー・ロリンズ氏からの信頼は厚い。更に北米の修理技術を視察、アジアにおいても技術指導を行なうなど海外でも活躍。現在は代官山音楽院主任講師、リペア工房atelier kanazawa 主宰。

＜募集内容＞

●レッスン日時：年内の各月2 回（日曜）、各日2 コマずつ開催。
●募集人数：8 名（ 8 名になり次第〆切とさせていただきます）
●価格：一般 ¥277,000（税抜）／定期購読者、または、以前サックスメンテセミナーを受講された方 ¥270,000（税抜）／定期購読者でサックスメンテセミナー受講者 ¥265,000（税抜）（※1）
※1 ：分割によるお支払いも可能です。アルソ出版HP でご確認、または下記アルソオンラインまでお問合せください。なお価格にはレッスン代（12 回分）、楽器代（ソフトケース付）、設備費（工具使用代）、お渡しする工具代が含まれます。なお、以前にメンテ講習会を受講された方は、工具をご持参ください。

＜開催予定日＞

10/23、11/13、11/20、12/4、12/18

●レッスンは1日2コマ開講。1コマ目 11:00～13:00 ／ 2コマ目 14:00～16:00。
●全12 コマのレッスン& 実践で楽器が完成するスケジュール。1日2コマ連続でのレッスン受講も可能。
●期間内であれば12コマ以上のレッスンが受講可能な大変お得な内容。
●期間内で楽器完成の場合、再度の分解・組み立てや、自身の楽器の分解・組み立ても行なえる。

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※受講料のお支払いは一括払いの他に金利手数料0円の分割払いもございます。