河西麻希×佐野功枝サクソフォーンデュオコンサートvol.3

河西麻希×佐野功枝サクソフォーンデュオコンサートvol.3

関東首都圏を拠点とする河西麻希氏と、東海地方を拠点とする佐野功枝氏という二人のサックス奏者がデュオコンサートを開催する。
二人でのコンサートは、2011年、2018年二人の節目に行なわれており、今回が3回目となる。

今回のプログラムはすべて女性作曲家によって構成。中での人気作曲家 三浦真理氏の『愛の挨拶の物語』(サクソフォーンデュオ+ピアノ)、『地球の詩』(サクソフォーンデュオ+ピアノ)は、どちらもデュオ&ピアノ版は初演とあって注目が集まる。
『愛の挨拶の物語』は、フルート&ピアノの作品として誕生したが、そのメロディの美しさから、様々な楽器やアンサンブルにアレンジされ親しまれている作品。『地球の詩』の原曲は合唱曲だが、スケールの大きな音楽で、こちらも様々なアンサンブルで演奏されている。
名古屋公演では、二人の弟子である森島未祐氏がゲスト奏者として、『地球の詩』をサクソフォーントリオ+ピアノ版で演奏する。
また河西氏の古くからの音楽仲間で“猫友”である作曲家 船橋登美子氏の新作『にゃあちゃんの夢』も初演される。この作品の楽譜は当日発売される予定だが、保護猫のために収益を寄付する予定となっている。
その他第2回目のコンサートで委嘱された『彩雲-iridescent clouds』(牛島亜希子作曲)の再演、さららにそれぞれのソロ曲も演奏される。

女性奏者が女性作曲家の作品をどのように演奏するのか、非常に楽しみなコンサートだ。

河西麻希×佐野功枝サクソフォーンデュオコンサートvol.3
[出演]河西麻希/佐野功枝(Sax)、弘中佑子(Pf)、ゲスト:森島未祐(名古屋公演のみ)
[曲目]船橋登美子:にゃあちゃんの夢(本公演委嘱作品)、牛島亜希子:彩雲-iridescent clouds(2019年委嘱作品)、三浦真理:愛の挨拶の物語(サクソフォーンデュオ+ピアノ版初演)/地球の詩(サクソフォーン版初演)、K.シュブリング:パワーハウス、槙田友紀:ララバード(河西ソロ)、山里佐和子:幻想曲(佐野ソロ)
[料金]一般 ¥3,000 学生¥2,000 ※当日各¥500増

●東京公演
[日時]2/12(日)14:30開場 15:00開演
[会場]ノナカ・アンナホール
https://www.nonaka.com/nonakamh/annahall/
[問合せ]ノナカ・ミュージックハウス 03ー5458ー1521

●名古屋公演
[日時]2/23(木・祝)13:30開場 14:00開演
[会場]HITOMIホール
https://annex.menicon.co.jp/center/hall.html
[問合せ]ツキヤレーベル 090ー1724ー8136

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