THE SAX 70号 Talk Jam-1

宮地スグル from The Ossan Band『One』完成!

自身のNEW4TETやサックス四重奏団クアドラでの活動でも知られる敏腕テナーマン宮地スグルが、朋友・天野丘ら同世代のミュージシャンと一昨年に結成したのが、ジャズ・ロック・バンド、その名も「The Ossan Band」。同世代からさらにその上の世代へ贈るデビュー・アルバム「ONE」が完成!

メンバーは、宮地スグル(Sax,Fl,Prog)の他、天野丘(Guit)、谷源昌(Bass)、藤井学(Ds)。アルバムには全10曲が収録されており、5曲が天野丘と宮地スグルによるオリジナルで、残り5曲がエアロスミスからビージーズ、プリンスにスウィング・アウト・シスター、そしてジミ・ヘンドリックスのカバーなど、60〜80年代のロックを意識した作品となっている。THE SAX 70号では、宮地氏にアルバム完成の手応えを語っていただいた。

メンバーについて・・・

僕と天野さんとは、もう20年程の付き合いなんです。普段はジャズをプレイしているんですけど、そのソロの中に、結構ロック的な色合いを感じることがあるんですよ。それで、訊いてみたら、ジェフ・ベックとかが大好きだって。昔は大のロック少年だったとも。だったら、それを前面に出したバンドを作ったら面白いんじゃないかと思ったのがきっかけなんです。ベースの谷君は、天野さんと同じ学校で先生をやっているお仲間で、ドラムの藤井君とはもう長い付き合いです。最初からこの4人で始めました。とは言え、皆が忙しいので、ライブは1ヶ月か2ヶ月に一度くらいしかできないんですけどね。」

バンド名の「The Ossan Band」とは・・・

「僕たちの、このバンド名なんですが、普段から色々な世代のミュージシャンたちと仕事をしていると、話題とか何だかんだで同じ世代の人たちだけと一緒にやったら気分的にもラクだろうな、と思ったんですね。当然ながら色々なグループ名を考えたんですけど、どれもシックリと来なくて……。で、バンドのコンセプトも考えました。今、ライブに足を運んでくれるのって、オッサンたちなんですよ。
(中略)そんな、オッサンたちが聴きたがるであろう曲を演奏しようと。で、オッサンたちが来てくれれば、それに同伴する女性たちも来てくれるに違いない、と(笑)。こんなコンセプトでのバンドなんて、誰もやっていないと思うんですよ。そこで、いっそのことグループ名も「オッサンバンド」で良いじゃないか、ということになりまして。」

インタビューの全貌は、THE SAX 70号で、是非チェックして欲しい。


■Profile
The Ossan Band(オッサンバンド)
2013年結成。天野丘(Guit)、宮地スグル(Sax,Fl,Prog)、谷源昌(Bass)、藤井学(Ds)の4人組。2015年3月にファースト・アルバム「ONE」を発表。エレクトリカルでハード・エッジなナンバーから、アコースティックでジェントルな曲まで、幅広いレパートリーを誇る。ライブは、1ヶ月から2ヶ月に一回程度とのこと。天野のロックなギターと、宮地のエフェクターを駆使したサックス・プレイが注目の的となっている。

天野丘(Guit):Homepage
宮地スグル(Sax,Fl,Prog):Homepage
谷源昌(Bass):Homepage
藤井学(Ds):Homepage


■CD Information
【WNCJ-2264】¥3,000(税込)What's New Records
[曲目]Last Child、The Legend of Guilty Phygic、How Deep is Your Love、Updated Downbeat、Thieves in the Temple、Breakout、Hey Joe、Overture~If I Could Pick You Up、When the Boys Hang Out、Blues for Max Middleton
[演奏]宮地スグル(Sax,Fl,Prog)、天野丘(Guit)、谷源昌(Bass)、藤井学(Ds)

■LIVE情報
2015.5/19(火)横浜Motion Blue Yokohama:The Ossan Band・CD発売記念ツアー
http://www.motionblue.co.jp/artists/the_ossan_band/index.html

 

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