サックス記事

藤井尚之 テナーサックス奏者としての矜持を示した会心作「foot of the Tower」が完成!

The SAX vol.82

チェッカーズのメンバーとしてのデビューから早30年以上。この人に憧れてサックスを手にしたという本誌読者も多いのではないだろうか。そんな日本を代表するサックス・ヒーロー藤井尚之が、久々にテナーサックス奏者としての自身を露わにした意欲作を発表した。まさに待望のニューアルバム「foot of the Tower」について本人に直撃した! (文:熊谷美広/協力:株式会社ハッツアンリミテッド)(インタビュー全文はTHE SAX 82号に掲載)


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新作「foot of the Tower」は、テナーサックスをガッツリと吹いた作品になりましたね。
藤井
前作の「My Life」が歌ものだったので、今回はサックスを吹くアルバムを作ろう、と。それと、これまでは曲の雰囲気だったり、アレンジだったりによって、ソプラノを吹いたり、バリトンを吹いたりというのを、当たり前にやってきたんですけど、やっぱりテナーが自分のメインになる楽器なのかな、テナーを吹いている時がいちばん自分らしいのかな、と思ったりもしたので、今回はテナーにこだわってみようと。
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収録曲の約半分が、カヴァー曲ですね。
藤井
ソロの活動で洋楽のカヴァーというのをやったことがなかったので、やってみようかということになって、でも誰もやったことのないような曲じゃなくて、みんな知ってるであろうという曲をあえてやるのも面白いかなということで選曲していきました。
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“みんなが知っている曲”とはいえ『G線上のアリア』『In the Mood』『Romance Anonimo(映画「禁じられた遊び」のテーマ)』など、かなりユニークな選曲になっていますね。
藤井
カヴァーって、原曲をどれだけ料理するか、その曲をどういう風にパフォーマンスするか、という部分があるじゃないですか。今回は“らしさ”というのを出したいなというのがあって、音を聴いたら、あぁこの人がやってるんだなというサウンドというか、そういうのがわかってもらえるのがいいなという思いもありました。きれいな曲をきれいに聴かせるというのは、当たり前のことであって、オリジナルとはちょっと違うアプローチというか、こういう風にしてみましたというものを出したいな、と。
藤井尚之 foot of the Tower
CD Information
「foot of the Tower」藤井尚之
【HUCD-10235】¥3,000(税抜)
[曲目]Mission Impossible Theme、G線上のアリア、BACK、In the Mood、bitter sweets、迷路、Romance Anonimo(映画「禁じられた遊び」のテーマ)、sigh、Gazing at the night bridge、Yesterday Time After Time
[演奏]NAOYUKI FUJII(Ts,Guit,Prog)、SHUICHI HIRASATO(Ds)、KOUICHI FUNABIKI/TAKASHI ADACHI(Bass)、SHINJI TAGUCHI(Guit)YUDAI SATO(Key,Prog)、Yoshida Uchu Strings:SHOHEI YOSHIDA/RINA ODERA(Vn)、KAORU HAGIWARA(Va)、MASAMI HORISAWA(Vc)

 

LIVE Information
NAOYUKI FUJII “Special Live Theater” Vol.3「foot on the Tower」

・5/19(金)名古屋ブルーノート

・5/27(土)ビルボードライブ東京

・5/28(日)ビルボードライブ大阪

NAOYUKI FUJII LIVE 2017 foot of the Tower ファイナル

・6/11(日)東京キネマ倶楽部

詳細はこちら

 


Profile
藤井尚之
1964年12月27日福岡県生まれ。1983年にチェッカーズとしてデビュー。1992年に解散後は、ソロ・アーティストとしてライブやアルバム制作をする一方、様々なアーティストに楽曲を提供したり、映画音楽なども手がける。またこれまでに「The TRAVELLERS」「F-BLOOD」「アブラーズ」「Non Chords」「SLUG & SALT」「De Niro」「The Nature Sound Orchestra」など、数多くのユニットでの活動も展開している。

 

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