サックス記事

音が良くなる呼吸法|姿勢・腹式呼吸・Yoga呼吸・循環呼吸に学ぶ

THE SAX vol.89 特集2

管楽器奏者ならではの悩みとなるのが呼吸法。これを疎かにすると上達の妨げになることは言うまでもないだろう。THE SAX89号の第2特集では、プロ奏者のみならず様々な分野の専門家のアドバイスで正しい呼吸法の習得術をレクチャーする。


サックス奏者の呼吸をアップデート!
〜姿勢とともに考える〜

私は主に楽器を演奏する方に向けて、演奏する時の身体の使い方や精神面についてレッスンを 行なっています。今回はサクソフォン奏者の方からよくご質問を受けること、 また私自身が演奏において役に立った呼吸と姿勢(動き)の関係についてお話ししたいと思います。(解説:渡邊愛子)

《THE SAX vol.89 掲載項目》⇒掲載誌はこちら
◎ありがちな姿勢……「息が吸いにくい&吐きにくい」原因とは?
◎知識を持ってイメージする……吸気時に体に起こっていることとは?
◎息を「吸う」とは?……知っておくべき息を吸える体のしくみ
◎素早く効率的に息を吸うには……素早く息を吸うためにイメージすること
◎息を「吐く」とは?……知っておくべき&イメージすべき息の方向
◎息を柔軟にコントロール……たくさん息を吐くためのトレーニング法、腹部の筋肉を意識するためのトレーニングをご紹介
◎番外編「鼻抜け」とは?……そのメカニズムと対策(WEB限定)

 

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渡邊愛子(わたなべ・あいこ)

アレクサンダー・テクニーク(BodyChanceメソッド)教師。BodyChance教師養成コースディレクター、ベーシックコースディレクター。これまでに愛知教育大学、愛知県立芸術大学音楽学部同窓会、海上自衛隊大湊音楽隊を始めとする様々な吹奏楽団体や学校などで講座を開催する。愛知県立芸術大学音楽学部器楽専攻卒業。また、サクソフォンを雲井雅人氏に、室内楽を菅原眸、中川良平、村田四郎の各氏に師事。現在フリーのサクソフォン奏者としてソロ、室内楽、吹奏楽、オーケストラなど多方面において各地で演奏活動を行なっている。トリオ・ウィステリア、コレジオサックス四重奏団、NWSサクソフォンカルテット、ユニータ"デラ"サックスメンバー。大垣女子短期大学音楽総合学科元非常勤講師。ブログ「音楽する人のためのホリスティック・レッスン」
http://aiko-holistic-lesson.com
渡邊愛子

 


呼吸を変えれば音楽は変わる!
〜複式呼吸をもっと知る〜

私はこれまでに、数々の世界的プレイヤーとともにツアーをしてクリニックを通訳してきた。 それがきっかけで管楽器の呼吸法の研究を始めることになった。今回は拙著「呼吸を 変えれば音楽は変わる」をもとに、サックス奏者にとって有益な呼吸について触れていきたい。(解説:黒坂洋介)

《THE SAX vol.89 掲載項目》⇒掲載誌はこちら
◎エリック・マリエンサルは息で壁を支える……呼吸法を学ぶ意味
◎腹式呼吸とはなにか……腹式呼吸の定義とは?
◎四つの腹式呼吸……図解でわかりやすく説明
◎管楽器奏者には「まま呼息」を……四つの腹式呼吸の中よりおすすめを紹介
◎理想的な呼吸のために……2つのキーポイント
◎黒坂氏オリジナルの呼吸トレーニング

 

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黒坂洋介(くろさか・ようすけ)

1991年にトランペット奏者 Maynard Ferguson から呼吸の重要性を説かれたことをきっかけに、楽器奏者向けの呼吸法研究を始める。著書は「呼吸を変えれば音楽は変わる」「ひとりで呼吸法ばかりやってきた」「ねこ気功」ほか。英語版著書「CHANGE YOUR BREATH TO CHANGE YOUR SOUND」は Dick Oatts、Eric Marienthal、Bob Sheppard、Scott Martin らサックス奏者のほか、Bobby Shew、Andy Martinら世界トップレベルの音楽家から推薦文を得ている。「呼吸を変えれば音楽は変わるセミナー」「呼吸学校〜基本コースと研究コース〜」主宰。
https://www.facebook.com/changebreath/?ref=br_rs
黒坂洋介

 


リラックスに導く
Yoga呼吸

Yogaのポーズ(アーサナ)では呼吸をとても大事にしており、 私のレッスンでもポーズをとっている時に深く呼吸をすることに 重きを置いてしていただくようお伝えしています。また呼吸は心(脳) と直接関係しており、呼吸は意識をすれば自身でコントロール できますので、すべての演奏者にとって、良い影響をもたらすと 思っています。今回、サックス奏者の皆さまに向けて、演奏前の簡単な アーサナと上質な呼吸方法をお伝えさせていただきますので、 演奏の参考にしていただけたら嬉しく思います。(解説:内藤康雄)

《THE SAX vol.89 掲載項目》⇒掲載誌はこちら
◎サックス奏者に取り上げて欲しい片鼻呼吸……効果とやり方
◎胸式呼吸と腹式呼吸……呼吸の使い分け
◎重心と軸を元に戻すために……身体のリセット方法
◎呼吸量を多くするために……大きく深い呼吸をしやすくするためのポーズ

 

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内藤康雄(ないとう・やすお)

1977年生まれ。20歳の頃にジャズが大好きになり趣味でサックスを始める。5年程前に本格的にYogaを始め、インド政府公認のインストラクター向け「プロフェッショナルヨガ検定(Level1)」を取得。現在、学習院大学のYogaサークル、六本木寺Yoga、イベント等でインストラクターをしている。株式会社ニューオーダーとSAXPHONE YOGGY ヤス内藤という名前でタイアップもしている。
内藤康雄

 


いざというときに
役立つ循環呼吸

皆さんは「循環呼吸」という管楽器の技術をご存知でしょうか?  循環呼吸とは「音を出しながら息を吸う」ことによって、幾らでも 音を伸ばすことができるテクニックです。一見矛盾したことを言って いるように思われるかもしれませんが、今日は、身につけておくと いざという時に便利な循環呼吸をできるだけわかりやすく、 ステップを踏んでレクチャーいたします!(解説:松下洋)

《THE SAX vol.89 掲載項目》⇒掲載誌はこちら
◎循環呼吸のメリットは?……よくある質問
◎循環呼吸の仕組みを理解する……音を出しながら息を吸う?
◎循環呼吸の練習方法……ウォーミングアップの手順
◎楽器を持たずに循環呼吸……基礎となる6つの手順
◎楽器を使って循環呼吸……習得のためのコツ

 

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松下 洋(まつした・よう)

1987年ソウル生まれ。横浜市で育つ。2010年度洗足学園音楽大学を首席で卒業。東京芸術大学音楽部別科ならびに東京芸術大学院卒業。原博巳、池上政人、須川展也をはじめ各氏に師事。2014年7月、第4回ジャン=マリー・ロンデックス国際サクソフォン・コンクールで優勝。同年8月、第31回日本管打楽器コンクール、サクソフォーン部門第2位。第6回アドルフ・サックス国際コンクール、セミファイナリスト。大学卒業後は数多くの客演ソリストを務める。また外国のソリストからの招致にも積極的に応えており、2016年にはアドルフ・サックス国際コンクール優勝者ニキータ・ズィミン氏(ロシア)と4都市を回るコンサートツアーを行なった。世界各国で催されるワールドサクソフォンコングレスへの参加や海外でのマスタークラスやコンサートも多く行ない、国際コンクールの審査員も務める。2017年11月、ニキータ・ズィミン氏との共演によるCD「スーパー・サクソフォン・デュオ」(キングレコード)をリリース。
https://ameblo.jp/yo-matsushita/entry-12329131768.html
松下洋

 

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