「アンティル・ウィ・ヴァニッシュ 15x15」

THE SAX vol.99 l Disc Review【JAZZ】
アンティル・ウィ・ヴァニッシュ ,15x15,小曽根真,featuring No Name Horses

「アンティル・ウィ・ヴァニッシュ 15x15」小曽根真 featuring No Name Horses

【UCCJ-2175】¥3,300(税込) ユニバーサル・ミュージック
[演奏]小曽根真(Pf,Org)、エリック宮城/木幡光邦/奥村晶/岡崎好朗(Tp,Flh)、中川英二郎/マーシャル・ギルクス(Tb)、山城純子(B-Tb)、近藤和彦(As,Ss,Fl)、池田篤(As,F)、三木俊雄(Ts)、岡崎正典(Ts,Cl)、岩持芳宏(Bs,B-Cl)、中村健吾(Bass)、高橋信之介(Ds)、山岸竜之介(Guit)
[収録曲]You're My Heaven, You're My Hell、Carrots Or Bread?、I Try To Imagine、Rainbow、Camellia、12 Colors、Little Bird Blues、Until We Vanish、Time Thread

 

ジャズとクラシックの両方で世界を舞台に活躍するピアニスト 小曽根真が率いるNo Name Horses。日本を代表する名手揃いのビッグバンドとして、不定期な活動形態でありながらも常にジャズシーンの最先端をひた走るNo Name Horsesが結成15年を記念して発表したのが当アルバム。これまでの5枚のアルバムでも、小曽根の幅広い音楽活動を象徴するような、ジャズを基調としながらもボーダーレスな音楽に挑んできたが、今作ではプログレッシヴ・ロックやファンク調のナンバーにも挑戦している。20歳のギタリスト山岸竜之介をフィーチャーしてトランペットのハイノートや緻密なアンサンブルと掛け合わせた、その渦を巻くようなサウンドにはまず驚くが、聴き込むほどにその迫力満点の世界がクセになる。長年の活動で不動の地位を確立したにも関わらず、常に遊び心を持ってリスナーを喜ばせてくれる飽くなき探究心が表れされた一枚。

 

登場するアーティスト

近藤和彦
Kazuhiko Kondo

1964年山梨県出身。大学時、山野ビッグバンドコンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞。在学中よりプロ活動を始め、宮間利之とニューハード、松岡直也、菊池ひみこ、渡辺貞夫、高橋達也などのグループに参加。熱帯ジャズ楽団では19年間リードアルトを務め2014年退団。現在は自己のグループの他、小曽根 真、エリックミヤシロ、守屋純子など多くのレギュラーバンドやセッションなどで活動。スタジオミュージシャンとしても数多くのレコーディング参加している。フィル・ウッズ、ディック・オーツに師事。昭和音楽大学ジャズコース非常勤講師。2009年リーダーアルバム『SUBSTANCE』をリリース。