TOSHIKI KADOMATSU Performance 2020

“Kadomatsu Plays The Guitar vol. 4”~歌もうたうよ~

10/31(土)ビルボードライブ東京
[演奏]角松敏生(Vo,Guit)、本田雅人(As,Ss)、山本真央樹(Ds)、山内薫(Bass)、鈴木英俊(Guit)、森俊之(Key)
[曲目]Rock Island Rocket、Street Beat、MIDTOWN、SEA LINE、YU-NAGI、Last Flight、MIDSUMMER DRIVIN’、The Hustle、OSHI-TAO-SHITAI
Photo by Masanori Naruse

YouTube経由で海外でも評価が高まっている日本のシティポップ。その顔役の一人でもあるシンガー・ソングライター角松敏生だが、実はインストゥルメンタルのアルバムも過去3枚リリースしていてギタリストとしても評価が高い。そんな彼が2011年から定期的に行なうインスト曲を中心にしたライブの第4弾が3年振りに開催された。ステージ中央に立つ角松の左には、もちろん長年の朋友である本田雅人の姿が。

オープニングからの2曲は西海岸フュージョンを代表するサックス奏者トム・スコットのカヴァーが並ぶ。どちらもテーマはサックスとギターのユニゾンで奏でられ、二人のソロが順々にフィーチャーされる。続く未発表のオリジナル・インスト曲も前2曲と同じく、8ビートのアーシーでブルージーなナンバー。フュージョンというより、その黎明期クロスオーバーの時代を想わせる曲調だ。看板曲『SEALINE』はテンポを落としてジャジーに。オリジナルは真夏のビーチが似合う軽快なアレンジだが、こちらはイビサあたりでのチルアウト・タイムにハマりそうなムード。

本田雅人氏

副題どおり歌モノも3曲を披露。バラードナンバーでは、本田がソプラノに持ち替えて間奏で鮮やかなソロを奏でた。アンコールではメンバー全員がハロウィンのコスチュームを身にまとって登場。まずはディスコ・ブーム最初期の名曲を賑やかに。そしてオリジナルはロックテイスト濃厚な定番曲をスウィング・ビートに乗せて。名手揃いのメンバーそれぞれのソロも存分に聴かせてくれた。コアなファンも飽きさせない趣向が随所に凝らされたステージだった。