サックス記事

SAXで歌う~フレージング、フェイクのコツを掴め!

Cover story vol.45

メロディをカッコ良く、歌うように吹きたい……サックス奏者なら誰もが思うことだろう。
楽器を歌うように自在に操ることは簡単ではない。それができるようになるためには、ある程度のテクニックが必要であることは確かだが、フレージングとフェイクのコツさえ掴んでしまえば、まったく違って聞こえるようになる。
THE SAX45号では「歌うように、サックスを吹く」をテーマに、美しいメロディを自然に、カッコ良く吹く秘訣を様々な角度から検証した。
歌うように演奏される音楽は多くあるが、その筆頭格にあげられるのがスムース・ジャズといえるだろう。この音楽を聴けば、メロディアスなラインが細かいニュアンスを交えて表情豊かに歌い上げられていることに気づく。巻頭ではそんなスムース・ジャズ界の代表的プレイヤーであるデイヴ・コーズ氏にインタビュー。昨年、デビュー20周年を迎え、10月にオリジナルアルバム「Hello Tomorrow」をリリースしたばかりのコーズ氏に、最新アルバムのエピソードや歌うようにサックスを吹くための秘訣を聞いた。これを読めば、コーズ氏がどのような音楽経験を積んで現在のようなプレイに至ったのかを知ることができる。また、ダイナミックなパフォーマンスをしながらも完璧に演奏するために、サックス本体やマウスピースに施されたカスタマイズにも迫った。
特集「SAXで歌う—フレージング、フェイクのコツを掴め!」では、歌心あふれる演奏で聴衆を魅了する名プレイヤーが、そのヒントを提供している。
まずはゴスペラーズのリーダー、村上てつや氏と日本を代表するスムースジャズ・サックス・プレイヤー、かわ島崇文氏との特別対談が実現。まさに「歌」で人々を魅了している村上氏は、何とサックスも演奏するという。両氏によって、ヴォーカルとサックスの共通点やサックスを歌心を込めて吹くためにどうしたら良いかが語られている。また村上氏を生徒役に、かわ島氏がサックスの「歌心」アップのミニレッスンを行なうなど、実に興味深い内容だ。

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