サックス記事 デイヴ・コーズが率いる 豪華5管のエンターテイメント集団
  サックス記事 デイヴ・コーズが率いる 豪華5管のエンターテイメント集団
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THE SAX vol.126 Interview┃SUMMERHORNS

デイヴ・コーズが率いる 豪華5管のエンターテイメント集団

ARTIST

今から13年前の本誌2013年9月号vol.60で表紙を飾った「サマー・ホーンズ」を覚えている読者の方はいるだろうか!? デイヴ・コーズを中心にジェラルド・アルブライト、リチャード・エリオット、ミンディ・エイベアというスムースジャズの人気奏者が顔をそろえたスーパー・ユニットだった。その後も主宰者のコーズだけは残り、メンバーを替えながら継続してきたこのサマー・ホーンズが遂に来日を果たした。現在のメンバーも初期に負けず劣らず強力な顔触れ! サックスメンバー3人に集まってもらい話を訊いた。
(インタビュー・文:櫻井隆章/取材協力:ブルーノート東京)

音色の点でいえばベン・ウェブスターとオーネット・コールマンが好み

サックス奏者のデイヴ・コーズが久々の来日を果した。コロナ禍前からの7年ぶりの日本公演となったが、今回は今までと違う。彼が2013年にスタートさせた「サマー・ホーンズ」を率いての初来日となったのだ。その初代サマー・ホーンズは、コーズとリチャード・エリオット、ミンディ・エイベア、ジェラルド・アルブライトというサックス4管だったが、毎年編成メンバーが代わり、近年はトランペットやトロンボーンといった金管奏者も交えるようになっていた。そして初来日となった今回は、トランペットとトロンボーン奏者一人ずつを交えた5管編成。その3人のサックス奏者に話を聞いた。コーズの他は、アルトとテナーのマーカス・アンダーソンと、バリトン専任のレオ・Pの3人である。
まず、コーズに本誌編集長が本誌の前号をプレゼントしたところ、表紙の渡辺貞夫を見て、「彼は何歳になったんだ?」と逆質問。「93歳だよ」と答えたら、その表紙に手を合わせて拝んだのだ。
「ロサンゼルスには、今年で91歳のハーブ・アルパートという、神様のようなトランぺッターがいるんだ。彼は今でも現役で、バリバリに吹いているんだよ」、とのこと。こんな調子で話が始まった。
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まずは、今回ようやくサマー・ホーンズを率いての日本公演が実現しましたね。おめでとうございます。
デイヴ・コーズ(以下DK)
そうなんだ! 本当に嬉しいよ。日本の音楽ファンの素晴らしさは前から判っていたし、そんなお客さんの前で、サマー・ホーンズのショウを行ないたいと前々から思っていたんだが、スケジュールの都合などで実現ができていなかった。今回は、やっと可能になって、本当に嬉しいんだ。
彼は、本当に心から嬉しそうな表情で、こう語った。では、彼が選んだメンバーたちにも話を聞いていこう。まずは、マーカス・アンダーソン。
 

次ページにインタビュー続く
・ニュー・パワー・ジェネレーションのメンバーとして来日の経験も
・アルトやテナーでは物足りなくてバリトンの専任に!?

登場するアーティスト
画像

デイヴ・コーズ
Dave Koz

1963年3月27日生まれ、米ロサンゼルス出身の男性サックス奏者。UCLAを卒業後、ボビー・コールドウェルにスカウトされ、ミュージシャンの道に。90年にアルバム「デイヴ・コーズ」でCDデビュー。93年の2ndアルバム「ラッキー・マン」は70万枚のセールスを記録し、ゴールドディスクを獲得。抜群の歌心と卓越したエンターテイメント性により、現代スムースジャズ・シーンを名実ともに代表するトップ・プレイヤーとなった。2005年からはJ-WAVEとカリフォルニアのラジオ局THE WAVEとの共同番組「Smooth Air」のパーソナリティとしても人気を集める。2009年には“ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム”(栄誉の舗道)に仲間入りしスターの地位を確立。2013年に「サマー・ホーンズ」を立ち上げアルバムをリリース。現在までメンバーを入れ替えながら精力的に活動している。

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