サックス記事

編集部がゴンザレスリードを試奏してみました!

今回ゴンザレスのリード3種類について、アルト、テナーそれぞれ編集部員2名で試奏してみました。以下、その印象、感想についてです。

<Alto>
●RC 3番(赤箱)

全体的に厚みのある音で、音が開きにくく、フォーカスされたまとまりの良い音を好む人に最適ではないでしょうか。コアが太く、芯のある音で、意識して強めに吹き込めば適度な付帯音(倍音)も乗り、エッジィな感じも出せて曲中のffなどもストレスなく音が張れます。1箱中、各リードの音色キャラクターにさほどブレがなく統一感があります。リード自体が強い個性を持っているというよりも奏者の求める音色、指向する音色へ柔軟に対応できるレンジの広さを感じます。アーティキュレーション、発音のしやすさは中庸で、pからfまでダイナミクスレンジは広めな印象です。
その他、水分を徐々に取り込む紙素材のリードケースなので、リード先端が波打つなど急激な変化が起こりにくいのではないでしょうか。ただし、紙ケースにリードをしまうとき、先端を引っかけないよう注意が必要ですね。
また、リードケースの紙に○や×など書き込めるので、普段リードに鉛筆等で情報を書き込む人には有益かもしれませんね。吹奏楽、クラシックで芯の有る太い音、ffでの音量を求める人。ジャズでもコアが太くエッジィな音を求める人にオススメです。息圧は割と強めな人向けかもしれません。バンドーレンのJAVAと青箱の中間くらいの硬さ、吹奏感に感じました。音色の均一感がありますね。

 

●Classic 3番

コア(音の芯)もありつつ、バズ(付帯音)も乗りやすいですね。コシがしっかり在りつつジャジーな感じも十分出せます。バンドーレンの青箱のテイストにも、ヘムケやJAVAにも通じるところがあるように感じました。いずれかのリードを使用されている人は試されてはいかがでしょうか。適度なキラキラ感、シャリシャリ感を含んだ音色です。
同じゴンザレスのRCより、音色の個性を持っていて、その点では好き嫌いが別れるかもしれませんが、感想としてはRC以上に音色の魅力を感じました。
今回、試奏をメイヤーの5番とセルマーのS80★★の2つのマウスピースで試しましたが、メイヤーのようにコア(音の芯)に倍音が多く付帯する系統のマウスピースの場合、その特徴である艶っぽさ以上に、むしろビッグバンドやLM系のバンドに適した音の指向性と音量が出せて、鋭くエッジィに鳴る傾向です。一方セルマー等、チェンバー内が狭目に加工されたクラシック系のマウスピースの場合、逆に艶っぽい音色に感じました。アーティキュレーションのしやすさ、音を切る際の制御、コントロールへの反応が割と良くて、RCよりもメリハリ感がある印象です。クラシック奏者の使用はもちろん、リード自体のモデル名が「Classic」ではありますが、ビッグバンド、コンボ編成のジャズ奏者にもオススメです。メタル系のマウスピースでは試していませんが、エッジ感が出過ぎてしまうかもしれません。RCより個体差によるあたりはずれは多少ある感じを受けましたが、その分、自分にすごく合うリードを数枚見つけることができました。

 

●JAZZ LOCAL627 3番

例えばバンドーレンのJAVAよりやや先端の厚みがあり、その分3番にしては少し硬いと感じました。ただし3 1/2ほどの硬さではなく、短時間ですぐに慣れました。ザラザラ感、雑味感は程々ですが、マイルドでコア(音の芯)の太い音色です。ジャズ系のアンファイルドカットのリードの中でも少し息圧を要する感じですが、吹き込んだ息が太く厚目の音になる感覚は吹いていて気持ちいいですね。
RCと同じく、長時間吹いてもヘタリ感をあまり感じず、10枚中これといって使えないリードはなくてすべて平均点以上。バンドーレンJAVAの艶感と、ダダリオ(旧リコ)の音際のサスティン感、リバーブ感といった両方のキャラクターを持っているような印象を受けました。
アーティキュレーションの表現のしやすさについては、程よく中庸なメリハリ感で、ジャズはもちろん、メタルマウスピースにも合いそうなので、フュージョン系のジャンルにも良いと思いますが、ヘタリにくく当たり外れも少ない上、音の芯もあり音量も出るので、何より吹奏楽の中・高生に是非オススメのハイコストパフォーマンスなリードですね。

 

<Tenor>
●RC 3番

アンファイルドカット。豊かな中低音とウッディな音色が魅力。コシがあって弾力が強く吹き応えがあります。クラシックでは重心が低く落ち着いた丸い音色が得られ、ザワザワとした付帯音がつくので弦楽器(テナーであればチェロ)のような音色も狙えそうです。ジャズでは渋みの効いた太く雑味のある音が楽しめます。艶やかに鳴らせればスタン・ゲッツのような音色も狙えるかもしれません。強い息にも耐える分ダイナミックレンジは広く、しっかり息を入れても耳にうるさくならないので、ハードに吹く人にも向いているでしょう。近年のジョー・ロヴァーノやジョージ・ガゾーン的な、開きの大きいマウスピースに硬めのリードを合わせたような音色を出しやすいでしょう。ウッディな音色と芯の太さを出したい人にオススメ。5枚中2枚がそのまま使え、その他はやや硬めの感じを受けました。コシがある分若干硬めに感じるので、普段使っている番手より1/4程度弱いものを選んでも良いかもしれません。

 

●CLASSIC

ファイルドカット。どっしりとした安定感のあるバンドーレン青箱と比べて、やや柔軟性を感じるカットです。しかし、リコ系ほどリード全体が震える感覚ではなく、中間ぐらいでしょうか。コシの位置と硬さのバランスが程よく、下顎の位置を調節してリードの鳴るポイントを変えることで、クラシカルでピュアな音色から、やや雑味を活かした音まで表現が可能です。吹き方により雑味を出すことも可能ですが安定感もあるため、音が破綻することなく幅広い表現に対応できるでしょう。音色は中低音の充実感より中高音のクリア感が強いです。太く響きすぎることなくクラリネットなどとも混ざりやすい、クリアでまとまった抜けの良い音色が楽しめそうです。
柔軟な表現が可能でフォーカスされたクリアな音の印象で、5枚中4枚が使えました。ジャズや吹奏楽、ポップスにもオススメです。

 

●JAZZLOCAL627

アンファイルドカット。コシが柔らかく反応が良いですね。また先端(ティップ)の部分が厚くアタックの強い明るい音が出ます。音の直進性が高くクリアで雑味の少ない音が特徴。ふくよかな鳴りと輪郭のはっきりしたアタックも印象的で遠鳴りしそうな感触です。艶やかでふくよかな音色はまさにニューオリンズやスウィング系の音色や、ロリンズのように豪快でブリッとした鳴りも期待できますね。リードの反応から、カットはラボーズに近いような感触で、しかし雑味は少ない。サブトーンでぶしぶし決めたい時には物足りないかもしれませんが、アタックがはっきりしていて雑味が少ない分、マイク乗りの良さが期待できるでしょう。フュージョンなどエレクトリック系バンドの中でも、ギターなどと被らず音がパキンと抜けそうな印象です。コシが柔らかい割には薄っぺらさはなく、鳴るポイントも広いのでローバッフルからハイバッフルまで様々なタイプのジャズ系マウスピースと幅広く合わせられそうですね。試してはいませんが、バレットチェンバーと合わせると程よくダーティになるかもしれません。5枚中3枚がそのまま即戦力で使えました。2枚はやや硬めでしたが、削れば十分使用できるはずです。雑味を生かしたプレイよりラテンや陽気なジャズにオススメです。

 

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