THE SAX vol.82

近藤和彦 × Wood Stone "New Vintage" E♭ Alto Saxophone

日本のジャズシーンを代表するサックスプレイヤー近藤和彦氏が、いま話題の石森管楽器オリジナル・アルトサックス、Wood Stone “New Vintage” E♭ Alto Saxophoneを徹底試奏! コンボからビッグバンドまで、アコースティックなジャズを追求する近藤氏による丁寧な試奏コメントは、いま楽器購入を検討中のプレイヤーの方々にぜひ参考にしてほしい。
近藤氏による試奏コメント全文は、誌面(THE SAX 82号)に掲載。


Wood Stone "New Vintage"E♭ Alto Saxophone
写真左より、ゴールドラッカー(F#キィあり)、ヴィンテージ・ラッカー(F#キィあり・なし)、アンティーク・フィニッシュ(F#キィあり・なし)。

—近藤さんにとって、楽器を選ぶときのポイントは何でしょうか?
近藤 その時、自分が求めている吹き心地(音程、響き、息の入り方、操作性など)、また出したいと思う音のイメージに応えてくれる楽器かどうか、というところがポイントだと思います。

—実際に全機種を試奏されてみていかがでしたか?
近藤 全機種を試奏してみて感じたのは、どんな場面でも使える楽器だなという印象。ラッカーの違いや有無、F#キィの有無によって自分が求める音のキャラクターのフォーカスを絞ることができるのもありがたいですね。基本的に下の倍音がしっかり鳴って、輪郭があって、アルト・サックスの艶やかさ、太さを持っています。(全文はTHE SAX 82に掲載)

<試奏時のセッティング>
マウスピース:ヴァンドーレンV16 7S/リガチャー:ベルグラーセン(オールド)/リード:へムケ3番

Profile
近藤和彦(こんどうかずひこ)
1964年山梨県出身。大学時、山野ビッグバンドコンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞。在学中よりプロ活動を始め、宮間利之とニューハード、松岡直也、菊池ひみこ、渡辺貞夫、高橋達也などのグループに参加。熱帯ジャズ楽団では19年間リードアルトを務め2014年退団。現在は自己のグループの他、小曽根 真、エリックミヤシロ、守屋純子など多くのレギュラーバンドやセッションなどで活動。スタジオミュージシャンとしても数多くのレコーディング参加している。フィル・ウッズ、ディック・オーツに師事。昭和音楽大学ジャズコース非常勤講師。2009年リーダーアルバム『SUBSTANCE』をリリース。

 

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