THE SAX vol.113│Disc Review【JAZZ】

「アイ・ウォント・モア」ダニー・マッキャスリン

「アイ・ウォント・モア」ダニー・マッキャスリン

【AGIP-3776】¥2,750
インパートメント
[演奏]ダニー・マッキャスリン(Sax)、ジェイソン・リンドナー(Key)、ティム・ルフェーヴル(Bass)、マーク・ジュリアナ(Ds)
[収録曲]Stria、Fly My Space Ship、Hold Me Tight、Body Blow、Big Screen、Turbo、Landsdown、I Want More

 

デヴィッド・ボウイの遺作「★」(ブラックスター)で鮮烈なプレイを聴かせた鬼才テナー・サックス奏者 ダニー・マッキャスリンが、ニュー・アルバム「アイ・ウォント・モア」をついにリリース。
マッキャスリンは、マリア・シュナイダーオーケストラのリーダーとして活躍し、日本でも多くのファンを魅了している。「★」で第59回グラミー賞を受賞したときには、亡きボウイの代わりに受賞スピーチを行ない話題を集めた。
5年ぶりとなる本作は、ボウイの「★」の制作に大きく関わったブラック・スター・バンドが再集結。マーク・ジュリアナ(Ds)、ジェイソン・リンドナー(Key)、ティム・ルフェーヴル(Bass)との至高のカルテットで収録したアルバムだ。
ワンホーン・カルテットという編成の強みを最大限に活かし、ジャズやアート・ロックからエレクトロニカまで幅広い音楽スタイルを融合し進化を続けるダニー・マッキャスリンのサウンドを詰め込んだ一枚となっている。ジャズファンだけでなく、ロックファンなどにも聴き応えのある内容。

 

サックス