サックス記事

藤田淳之 TRI4TH メジャー・デビューを果たした 踊れるジャズ・バンドTRI4THのフロントマン

THE SAX vol.92

パワフルかつ端正な演奏を聴かせる大迫力のライブにも定評がある、5人組ジャズ・バンドTRI4TH。音楽大学出身というバックグラウンドを持つメンバーが多いなか、ジャズそれも“踊れるジャズ”を標榜し、デビューから10年を越えて確固たるポジションを確立した彼らが、ついにメジャー・デビューを果たした。そのアルバム「ANTHOLOGY」でも中心的な役割を果たすのがテナーの藤田淳之介。名刺代わりの一枚と語るその作品について詳しく話を訊いた。(文:熊谷美広/協力:SMEレコーズ)

新曲とリメイクで構成されたメジャー・デビュー作

――
TRI4THがいよいよメジャー・デビューということになりましたが、今回初めてTRI4THのことを知る人に、どういうグループか紹介していただけますか?
藤田
見た目はトランペット、サックス、ピアノ、ベース、ドラムという、ジャズではよくある編成なんですけど、ホーン・バンドでは、今いちばん盛り上がるライブをしているバンドだという気持ちではいます。最近メインになっている曲は、ロック色のものがあったり、スカの要素を取り入れていたりもするので、自然に踊れるところを目指しています。
――
そしてメジャー・デビュー・アルバム「ANTHOLOGY」がリリースされますが、新曲とこれまでの楽曲のリメイクが混ざった構成になっていますね。
藤田
自分たちの名刺になる1枚にしたいというイメージもあったし、あとバンドとしてのステージがひとつ上がるときに、人に訴えかけやすいアッパーな新曲と、今ライブでやっている僕たちの現状でのベストといえるものを合わせて提示したらどうだろうというところで、こういうアルバムになりました。バンド結成当時からは音楽性もけっこう変わってきていて、昔の曲の中には現在のライブには入れづらい曲もあって、そういう意味で生き残ってきた曲で、それが最高な曲、という感じです。
――
リメイク曲は、現在のライブ・アレンジに近い形になっているのですか?
藤田
そうですね。だから最初の録音とはサイズが変わっていたり、グルーヴが変わっていたり、そういった変化もけっこう楽しんでもらえる部分もあるのかなって思います。
TRI4TH
(左から)関谷友貴(Bass)、竹内大輔(Pf) 、伊藤隆郎(Ds)、藤田淳之介(Sax)、織田祐亮(Tp)

 

プロフィール
藤田淳之介 
(ふじた じゅんのすけ)

1979年鳥取生まれ。 2003年10月、インストゥルメンタル・ユニット“Clacks”のメンバーとして「Clacks」でメジャー・デビュー。2008年に解散後、TRI4THに加入し、2009年3月に「TRI4TH plus EP」でデビュー。2009年11月、脚本・三谷幸喜、音楽監督・小西康陽のミュージカル『TALK LIKE SINGING』の東京とニューヨークの公演に参加。現在はTRI4THの他、多数のアーティストのサポートや作編曲家としても活動中。

 


LIVE Information

「TRI4TH“Shout”Tour」
2018年
12/2(日)福岡 ROOMS
12/3(月)広島 LIVE JUKE

2019年
1/18(金)大阪 梅田シャングリラ
1/19(土)名古屋 JAMMIN’
3/15(金)東京WWWX*追加公演
 

CD Information
11月14日(水)発売

ANTHOLOGY
ANTHOLOGY

「ANTHOLOGY」
初回生産限定盤CD+DVD【SECL-2346~7】¥3,500(税込)
通常盤CD【SECL-2348】¥3,000(税込)
SMEレコーズ

[曲目]Stompin‘ Boogie、Maximum Shout、Sand Castle (ANTHOLOGY ver.)、Guns of Saxophone (ANTHOLOGY ver.)、Freeway (ANTHOLOGY ver.)、Green Field (ANTHOLOGY ver.)、Hop (ANTHOLOGY ver.)、FULL DRIVE (ANTHOLOGY ver.)、Volcano、DIRTY BULLET、Final Call
[演奏]藤田淳之介(Sax)、織田祐亮(Tp)、竹内大輔(Pf)、 関谷友貴(Bass)、伊藤隆郎(Ds)

 

次ページにインタビュー続く
・新曲はどのようなイメージで作ったのですか?
・サックス奏者的なアルバムの聴きどころは?
・クラシックからジャズへ転向した過程について
・ジャズを始めて、参考にしたサックス奏者は?
・このアルバムで伝えたいこと

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