サックス記事
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ブランフォード・マルサリス 長年のメンバーに新ドラマーが加入!新生カルテットの誕生!!

THE SAX vol.54 Cover Story

今や活況を呈して群雄割拠の時代に入ったコンテンポラリー・ジャズテナー・シーン。そのシンボル的プレイヤーを一人挙げるとすれば、それは間違いなくブランフォード・マルサリス であろう。今回は好評連載【Diggin’ in New York】の特別編として、ニューヨークにてTEI YUKI氏が二つのテーマで彼にインタビューを敢行した。

まずはニューアルバム「フォー・MFズ・プレイン・チューンズ」のことを中心に。特集【進化するジャズテナー】のオープニングとして彼の声に耳を傾けてみよう。
PHOTO&TEXT:YUKI TEI(Turnaround Artists Org.)
※この記事では特集【進化するジャズテナー】よりInterviewのみ掲載

今回、THE SAXではジャズテナーの特集記事が組まれていて、来日したエリック・アレキサンダー、クリス・ポッター、ジョシュア・レッドマンの3人にインタビューをしていますが、彼らのようなあなたの一世代下にあたる人たちの中で、気になるプレイヤーはいますか? また、彼らの素晴らしい点や期待するところなどがあれば教えてください。
ブランフォード・マルサリス
(以下BM)
みんな素晴らしいプレイヤーだと思うよ。それ以外あまり何を言ってよいか分からないな(笑)。この3人はそれぞれスタイルが違うと思うけど、このくらいのレベルのミュージシャンになると“自分の声”を持っていると思うんだ。ラジオやCDから音楽が流れていて、すばらしいプレイヤーは“音”を聞けば“誰”って分かるだろう? これはとても重要なことだと思うんだ。コルトレーン、チャーリー・パーカー、ソニー・ロリンズなど、ここには挙げきれないほど多くの偉大なジャズのマスターが残してくれた遺産を受け継がなければね。

次ページにインタビュー続く
・アルバム「SONGS OF MIRTH AND MELANCHOLY」について


CD Information

WINGS,T-SQUARE
「フォー・MFズ・プレイン・チューンズ」
ブランフォード・マルサリス
【UCCM-1214】 
[演奏] ブランフォード・マルサリス(Sax)、ジョーイ・カルデラッツォ(Pf)、エレック・レヴィス(Bass)、ジャスティン・フォークナー(Ds)
[収録曲] マイティ・ソード/ブリューズ/マエストラ/テオ/ウィプラッ シュ/アズ・サマー・イントゥ・オータム・スリップス/エンディミオン/ マイ・アイディール/トリート・イット・ジェントル
登場するアーティスト

ピアニストであり音楽教育者でもあるエリス・マルサリスを父とし、名門音楽一家の長兄として育つ。1984年コロムビア・ジャズよりアルバムデビュー。ポップス界にも進出しグレイトフル・デッド、スティング、ブルース・ホーンビー等とも共演。80年代後半、次世代のジャズ界を代表するサックス奏者としての確固とした地位を確立。また、バックショット・ルフォンクなどのヒップ・ホップのユニットやクラシックの分野でも活躍。90年代にはアメリカの人気番組「The Tonight Show」のハウス・バンドのリーダーを務める。教育の場でも大学教鞭を取るなど未来のジャズ界の発展にも力を注いでいる。あらゆる活動において音楽の美しさを追究し、世界中の人々とのコミュニケーションを目指している。

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