サックス記事
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JESSY J ラテン・ルーツを香らせる ホットなスムース・ジャズの ニュー・ヒロインが初来日

THE SAX vol.57 Cover Story

2008年にデビューアルバム「TEQUILA MOON」でシーンに鮮烈に登場。『RADIO & RECORDS』誌でその年の“Debut Artist Of The Year”に選出され、以後、ジェシカ・シンプソンやマイケル・ブーブレ、バート・バカラックらのバックにも抜擢されて華々しいキャリアを築いてきたジェシーJ。ラテンにルーツを持つ独特の音楽性と艶やかな美貌で、いまスムース・ジャズ・シーンで注目の彼女が、コットンクラブで初来日公演を敢行した。そのホットな素顔に迫る!インタビュー・文:櫻井隆章/写真:土居政則/取材協力:コットンクラブ

いつかは自分のグループを率いて出演したいと思っていた

ジェシーJ

まだまだ日本では知名度が高くないが、本国アメリカでは実に精力的に活動を続けている人気サックス奏者がジェシーJだ。自身のバンドを率いての初来日公演を2012年12月に東京・丸の内の名門ジャズハウス『コットンクラブ』で行なった。早速、彼女に話を聞いた。

「実は、私が日本に訪れるのは今回で二度目なの。2006年に、『ブラスト!』という、アメリカ産のミュージカルのような、音楽とドリルとを合わせたステージの出演者の一人として日本に来たのが最初。その時には日本のあちこちの街を公演して回ったのだけど、東京での公演場所が、東京国際フォーラムのホールAだったのね。結構長く東京公演をしていたので、その会場の周りを随分と歩いたわ。その時に、この『コットン・クラブ』というお店を知ったの。とてもゴージャスで、素晴らしいアーティストたちが出演していたし、私もいつかはこんな素敵なお店に自分のグループを率いて出演できるようになりたいものだわ、と思っていたのよ。それが実現するなんて! もう、6年目にして私は自分の夢が叶ったのよ!」


CD Information


デビューアルバム
「TEQUILA MOON」

セカンドアルバム
「TRUE LOVE」

最新アルバム
「HOT SAUCE」
 

次ページにインタビュー続く
・音色に温かい人間性を感じ、この楽器だったら個性が出せると思った
・インストゥルメンタルの音楽をプレイする女性たちが増えてほしい
・LIVE REPORT「
2012.12.10 1st Set COTTON CLUB」

登場するアーティスト

アメリカ西海岸オレゴン州ポートランド生まれの南カリフォルニア育ち。4歳でピアノ、小学校3年生でクラリネット、フルート、そしてサックスを始める。高校時代のサマー・キャンプの先生に勧められて南カリフォルニア大学に進学。その前、15歳からプロを目指していた。卒業後は色々なジャンルの音楽を演奏するプロとなり、現在に至る。サックスはソプラノからバリトンまでの各種、フルートとピッコロもプレイ。今までにマイケル・ブーブレやバート・バカラック、テンプテーションズにマイケル・ボルトンなど、様々なアーティストとも共演。現在はライオネル・リッチーのバンドでも活躍中。自身の音楽は、ジャズやソウルとラテンをミックスさせたタイプの音楽を演奏中である。今のところ残念ながら日本では彼女のアルバムは発売になっていないが、輸入盤は大型CDショップで購入できる。ソロ・アルバムは今までに全部で3作発表。過去に一回だけ来日経験があったが、それは「ブラスト!」というショウの一員としてのことであり、自身のバンドを率いての来日は2012年12月が初めてであった。

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