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オカリナ製作イベント第2回開催決定!

2020年1月26日 (日)、 2月2日(日)、 2月9(日)東京・目白

本誌連載の「Ocarina工房におじゃまします!」でおなじみ、ひぐらしオカリナ研究所の鈴木のぼる氏を講師に迎える「オカリナ製作講座」の第2回を来年1月から2月にかけて開催が決定!( 参加を希望される方は、お申し込みは1月23日まで!)

粘土の状態からオカリナ完成までを行なう本格的な内容の本講座。第1回では、オカリナ製作の愉しさ難しさを身を持って体験すべく、Ocarina編集部自ら講習会に参加した。そこで感じたオカリナ作りの魅力をリポート。普段吹いているオカリナがどのように作られているのか知りたい方や、第2回参加希望の方はぜひとも参考にしていただきたい。

自分が作ったオカリナで演奏してみよう


講師:鈴木のぼる先生

はじめてのオカリナ作りでは、アルトC管よりは製作難易度の低いソプラノF管を作ることになった。まずは、3日間でオカリナを作り上げるための工程と、初日の大まかな作業内容について鈴木氏より説明があり、早速オカリナ作りの実践へと移る。

 

第1回 レポート
7月21日(日) オカリナ製作 初日

粘土を丸める

あらかじめソプラノF管を製作する分量の粘土が各参加者に配られ、その粘土をはじめは空気を抜くように丸く、その後、ややオカリナの形を意識するように形成する。

粘土を石膏型にはめる

形成された粘土を、石膏型にはめていく。この石膏型は、なんと、鈴木氏がひぐらしオカリナを製作する際に実際に使用している型だ。

なお、ここでのポイントは石膏型の上部に粘土をはみ出させず、すり切りで平行にするという点。そのために使用するミシン糸の扱い方にもコツがあり、糸を内部から外側へ向けて石膏型と平行に保ちながら粘土をすくい取る。その後プラスチックの板で、残りの粘土をすくい取り石膏型の上部とピッタリと平行になるようにする。

内部をくり抜く

石膏型の上部の淵とすり切り平行になった粘土を、今度は内部をオカリナの形に沿ってくり抜いていく。アルトC管にはアルトC管の、ソプラノF管にはソプラノF管に応じた、くり抜くべき粘土の重さがあり、ここでは上管(指穴側)と下管(エッジ側)のそれぞれの合計が目標のグラムになるように粘土を取り除いていく。

歌口の形成

石膏型でオカリナの型に形成された粘土を、鈴木氏特製の風道ヘラ(木製のヘラ)を差し込んだ後、ケンパツール(ヘラと針工具)を使って吹き口、エッジ、ウインドウェイを形成する。ここのエッジの穴を開ける位置や仕上がりにより音が出る・出ないが分かれる最初の難関だが、鈴木氏の分かりやすいレクチャーとサポートで参加者全員バッチリ音が出たのには感動!

トーンホール(指穴)

まずは下管の親指で押さえる穴を開け、続けて上管のトーンホールをそれぞれ穴の大きさに応じたポンスとドリルの刃で開けていく。その後、トーンホール内部周辺の粘土をドーム状に面取りする。この面取りで取り除く粘土の量(グラム数)も上管の合計が8グラム、下管も8グラムと厳密に決まっている。

上・下管を貼り合わせる

貼り合わせる淵の部分を「どべ」が浸透しやすいように刻みを入れて張り合わせたら、外側も同じように張り合わせた箇所に刻みを入れ、その後きれいに形を整える。なお、この張り合わせの工程を行なうとき、吹き口、ウインドウェイが潰れたり、どべが入り込まないようにするため風道ヘラを差し込んでおく。

表面を整え試奏

上・下管を貼り合わせたら、表面をきれいに整え、いざ試奏! このまだ乾いていない状態では、完成後に比べて半音下のピッチ、つまりE管の状態で音が鳴る。そのことを考慮の上、指穴の内部を削ったり指穴自体の大きさを整えたりしながら、各音の音程をチューナーに合わせて正しい音程に調整していく。

音程が整ったところで、まだ乾いていない状態のオカリナをタオルで包み、タッパーに入れて各自家に持ち帰り、乾燥させて次回の講習会に持参する。

7月28日(日) オカリナ製作 2日目

各音の音程調整

講習会二日目は最終の音程調整。前回の乾いていない状態では、半音下の音程で調整を行なったが、各自家で乾燥させてきたオカリナは、焼成後と同じF管の音程にチューナーを使って調整していく。例えば音程の低い音を高くしたい場合は、隣のトーンホールの内部を削ると低かった音の音程が上がるという仕組み。

さらにもう1個オカリナ製作


全員で、2本目のオカリナを製作中。

実はこの日、講習時間いっぱいをかけて音程調整を行なう予定であったが、初日の時点でみなさんの「音の鳴り」も、「音程」もほぼバッチリ合っていたことや、二日目の乾燥後の音程合わせもとてもスムーズに進んだ。そこで予定外にもう1個オカリナを作ることになり、なんと時間いっぱいで全員もう1個オカリナが完成。

 

音程調整終了

初日に作り上げ、本日乾燥後に音程調整したオカリナは、さらに三日目に最終調整を施した後、鈴木氏が持ち帰り焼成していただくことになっていたが、予定を繰り上げ次回までに焼成していただくことになった。また、本日の作業で作ったオカリナは、全員、生(なま)のまま持ち帰り、次回最終の音程調整をすることになる。

8月4日(日) オカリナ製作 3日目

焼成後のオカリナ最終仕上げ

最終仕上げ

鈴木氏によって焼成が行なわれ、ほぼ完成状態のオカリナと各自ご対面。どのオカリナも完成度が高く、想像以上の出来映えに感動もひとしお。早速試奏したいところだが、このまま吹くと唇が吹き口にくっついてしまうので、吹き口に蜜蝋を塗る。また、蜜蝋ではなく「吹き口やオカリナ全体にマニキュアなどで塗装を施すのもOK」という鈴木氏の説明を受けて、休憩時間に開催場所近くでマニキュアを購入し画付けを施す強者参加者の方も!!

『ふるさと』を全員で合奏♪

「最初のオカリナ作りで、これほどしっかりとしたものができ上がることは素晴らしい」と鈴木氏から参加者へお褒めの言葉をいただき、最後に完成したオカリナで『ふるさと』を合奏。粘土の状態からF管の楽器完成まで至ったことに、全員達成感に浸っている様子が伺えた。

最終仕上げ

残りの時間で、追加で製作したオカリナの音程最終調整を行なう。一度行なった作業だけに、手際よく作業を終え、今度は当初の予定通りそれらオカリナを鈴木氏が持ち帰り焼成していただくこととなった。

最初はオカリナが無事完成できるか?といった不安の中での開始であったが、思った以上に内容の濃い三日間で、でき上がったオカリナのどれもがクオリティも高く、大満足の中、オカリナ製作講座は終了を迎えた。

ちなみに、最終日製作のオカリナは、焼成後、後日みなさんにお届けとなった。

完成したオカリナを持ち記念のショット

最終仕上げ
参加者のみなさんと講師鈴木氏(一番右)
完成したオカリナ
完成したオカリナ。どれも見た目もきれいで、高い完成度がお分かりいただけるだろう!

 

第2回開催

「オカリナ製作講座第2回」を下記の3日間で開催します。


【日時】 2020年
・ 1月26日 (日)12:00〜16:00
・ 2月2日(日) 12:00〜16:00
 ・2月9日(日) 12:00〜16:00
※上記日程3日とも受講できる方対象です。

 

【価格】※価格は3日分の料金です
・Ocarina CLUB会員価格
 36,300円(税込)

Ocarina CLUB会員 お申込み


・一般価格:39,600円(税込)

一般 お申込み

 

 

【講師】 ひぐらしオカリナ研究所 鈴木のぼる先生

【会場】a-note+ Music School
東京都豊島区目白3-4-11 NCKビル5F(目白駅下車2分)

【募集人数】10名(最小催行人数3名)
※定員になり次第募集〆切りとさせていただきます。
※3日のいずれかを欠席された場合、理由のいかんに問わず日程の振替、返金は致しかねますのでご了承ください。


【持参品】 筆記表具、タオル2枚、エプロンや前掛け、チューナー
タオル…オカリナを持ち帰る際に使用する1枚と、汚れた手を拭く1枚
エプロン・前掛け…服の汚れ防止用
※オカリナ製作に使用する工具などはこちらで用意致します。

 










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