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アケタオカリーナが愛される理由 高橋 康廣 × 宮野 裕司 ときどき明田川 荘之

Ocarina vol.31

ジャズ愛好家のみならずプロ奏者にも信奉者の多いジャズサックス奏者の宮野裕司氏と高橋康廣氏。この両氏が、実はアケタオカリーナと深い関わりを持つOcarina奏者でもあるということはあまり知られていないかもしれない。アケタオカリーナ代表のご存じ明田川荘之氏も交えた3氏が、ジャズOcarinaとアケタオカリーナを語り尽くした。


左から高橋康廣氏と宮野裕司氏

 

学生の頃、楽器店で出会う

── まずはお二人のオカリーナとの出会いを教えてください。

高橋康廣(以下、高橋) 20年以上前に、今でも一緒にやっている二村希一さんというジャズピアニストのバンドで「アケタの店」に出演したのがきっかけです。当時も日曜日にオカリーナ教室をやっていて、僕らが入るとまだ明田川さんがいらっしゃり、オカリーナが置いてありました。それまで吹いたことはなかったのですが、明田川さんが「吹いていいよ」と。それで運指などを教わりながら吹いてみると、「ああ、高橋いいね!」って調子よく言うんですよ(笑)。

明田川荘之
明田川荘之氏

明田川荘之(以下、明田川) オカリーナを長くやってる人かと思ったら、今初めて持ったと。びっくりしましたよ。

高橋 またまた。それで興味あったら調律や製作もやってみないかと誘われたのがきっかけですかね。

── それからオカリーナの演奏に入られたということですね。

高橋 そうですね。そうやってオカリーナを触っているうちに、俺でもオカリーナが吹けるんじゃないかなと。

── 宮野さんは?

宮野裕司(以下、宮野) 僕のオカリーナとの出会いは古くて、中学生の終わりか、高校に入りたての頃まで遡ります。50年以上前の話です。中学1年生のときブラスバンドで無理やりサックスをやらされるようになったのが間違いの始まりだったんですけれど(笑)、岡山の太田洋行(いまのヤマハ)にリードを買いに行くと、店にオカリーナがあったのです。それで吸い寄せられるように親にねだって買ってもらいました。もともとプラスチックの縦笛も好きで何本か持っていましたが、オカリーナはさらに魅力的で素敵なものに感じられました。今日その楽器を持ってきました。もちろんアケタオカリーナです。当時はアケタしか置いていなかったと思います。薄い茶色と、マークのところの緑がなんとも綺麗で、オーラのある楽器ですよね。高校の遠足の時にバスの中で吹いた記憶があります。

明田川 バスの中だからバスオカリーナを吹いたのかな(笑)。

宮野 違いますね(笑)。その後一時オカリーナからは遠のき、月日が流れました。そして二村希一さんのバンドを高橋さんと一緒にやらせてもらったことで、「アケタの店」に頻繁にお邪魔するようになり、次第に自分の中のオカリーナ熱が再燃し、高橋さんと共にアケタオカリーナの調律と製作に携わるようになりました。

グルッポ・オカリニスティコ・ブードリエーゼ
宮野氏が最初に手に入れたオカリーナ

さらにインタビューは続きます。Ocarina31号


宮野裕司(みやの ゆうし)
1948年岡山市生まれ。中学校のブラスバンドでサキソフォーンを始め、大学在学中より演奏活動を開始。金丸正城(Vo)、中村善郎(Vo,Guit)、山口和与(Bass)各氏とそれぞれのグループのCD及びライブ活動に参加。リーダーアルバムは以下の3枚。「PLANTAR」(1997年)、「THE ARTISTRY OF YUSHI MIYANO」(2009年)、「ALTOTALKS」(2011年)。数々のミュージシャンとの共演の他、自己のカルテット、松尾明とTake Ten、小林洋と室内バンド等で活動中。

高橋康廣(たかはし やすひろ)
テナーサックスプレイヤー。北海道池田町出身。自己のグループでのライブ活動の傍らビッグバンド(三原綱木とニューブリード、岡本章生とゲイスターズ)など日本を代表するビッグバンドの多くを歴任した実力派。1987年に渡米しクリフ・ジョーダンに師事。デキシーランドジャズからモダンジャズまで幅広く活動中。あらゆる演奏形態に対しての適応力が優れている。自らオカリーナを製作しその演奏も素晴らしい。現在は松尾明とTake Tenほかで活躍中。





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