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Ocarina vol.42│西村麻衣子 MAiCO Nishimura

Ocarina活動10周年を記念した2ndアルバムをリリース!

西村麻衣子

大沢聡認定講師&認定演奏家として愛知県を拠点に国内外で活動している西村麻衣子さんは、今年Ocarinaによる演奏活動を開始してから10周年を迎え、2022年5月に2ndアルバム「煌 kirameki」をリリースしました。同アルバムには、Ocarinaのスタンダードナンバーとも言える『アメイジング・グレイス』や『オブリビオン』をはじめ、日本が世界に誇るジャズ・サックスプレイヤーで2021年に亡くなった土岐英史氏のアレンジによる『When I Fall in Love』や『Blue Bossa』も収録。また、オリジナルも2曲あり、バラエティに富んだ1枚となっています。今回、西村さんには2ndアルバムのことはもちろん、これまでのOcarina人生についても語っていただきました。

 

音楽家を目指すも親から反対される

Ocarinaと出会ったのはいつ、どんなときでしたか?
西村
今の主人と縁があって再婚したのですが、病気で亡くなった先妻はピアノ講師をしていていろんな楽器を持っていました。その中にオカリナもあったんですけど、吹き方を知らないので上手く吹けなくて。その後、お手伝いとして友人が主催するフルートの発表会に行ったときオカリナの生徒さんもいて、その演奏を聴いたら「オカリナって癒されるな」と思ったんです。それで吹いてみたくなってレッスンを受けましたが、シングル管の音域の狭さを感じるようになって、どうにかならないかと調べたら複数管があることを知り楽器店に行きました。
そこで大沢聡さんが生徒募集をしていたのでレッスンを受け始めたんですけど、とにかく厳しかったですね(笑)。
2ndアルバム「煌 kirameki」のテーマは?
西村
次にいつCDを作れるかわからないので、今できることはすべて入れておこうと。それと、今吹いてみたい曲を選んで1枚にまとめました。
レコーディングで使用した楽器を教えてください。
西村
すべてトリプル管で吹いています。アルトCはオオサワオカリナμ(ミュー)、バスCは吟オカリナを使いました。オオサワオカリナは完成度の高い優等生です。吟オカリナは素材も作りも良く味わい深いんですよ。
このアルバムの聴きどころを教えてください。
西村
聴きどころだらけです(笑)。ヴァイオリン、チェロ、ピアノという編成はなかなかオカリナでやる人が少ないし、今回は編曲もみんなで知恵を出し合って、メロディをすべての楽器で演奏するようにしたので主役が交代していきます。そんな、オカリナだけが主役ではないアンサンブルの美しさを楽しんでいただきたいなと思います。

 

インタビューはさらに続きます。全文は本誌Ocarina Vol.42でお楽しみください。

 

CD Information

煌

「煌 Kirameki」
【MMJ-2205】MAiCO-MUSIC JAPAN [価格]¥3,000(税込)
[演奏]西村麻衣子(Oc)、川村なつみ(Vc)、波馬朝加(Vn)、放生會華子(Pf)、柳原由佳(Pf)
[曲目]アメイジング・グレイス、アイノカタチ、オブリビオン、四季のぽぷりⅢ あき、ルーマニア民族舞曲、When I Fall in Love、Blue Bossa、ノクターン Op.9 No.2(ジャズアレンジ)、月光ソナタ Op.27 No.2 第1楽章(ジャズアレンジ)、Earth、結〜ゆい〜、My Life 紡ぐいのち

 

[購入]https://maico-music.com/maico-music-japan/kirameki/

 

※全曲ダイジェスト版YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OgT13LDjQq4

 

 

Profile
西村麻衣子 MAiCO Nishimura

愛知県大府市在住。愛知県半田市出身。3オクターブの音域をもつ、トリプレット・オカリナを中心に各地でコンサートを行なっている。ヤマハ音楽教室幼児科を経て、ピアノを本格的に始め、故長村京子氏、松名深雪氏、朽名恭子氏に師事。12歳からフルートを始め、竹内梓氏、大西圭子氏、今井池香氏、高木直喜氏に師事。15歳から18歳まで、音楽の道への登竜門として名高い名古屋青少年交響楽団(現NHK名古屋青少年交響楽団)在籍。16歳で、名古屋市・南京市友好都市提携5周年記念親善文化使節団として中国を訪問、記念演奏。2011年、子育てや介護で長い間音楽から離れていた時期に、自宅納戸から使われていないオカリナを見つけ、以来再び音楽と縁がつながる。2012年より、オカリナを世界的に有名なオカリーナ奏者大沢聡氏に師事。各地にて演奏活動を開始。2017年から2019年にかけて演奏の質を高めるために音楽コンクールに挑戦、受賞をきっかけに、国際芸術連盟主催のコンサート等、多数出演を続けている。2018年、東京オカリナカルテット新メンバーに抜擢され、約2年間のコンサートツアーに参加。2019年、初のCDアルバム「雅-miyabi」をリリースした。また、MAiCO音楽教室代表として、後進の育成にもあたっている。オカリーナ奏者大沢聡認定講師、オカリーナ奏者大沢聡認定演奏家、国際芸術連盟専門家会員。

 







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