11モデルを佐藤一美さんに吹き比べてもらいました。
お気に入りのmy Ocarina ソプラノF管編
vol.11に引き続き、ソプラノ管の第二弾です。今回は11モデルのF調を集め、前回と同じく、佐藤一美氏に全楽器の試奏・検証をお願いしました。もちろん、11本の楽器の音はすべて、CDに収録されています。F管の購入を考えている方、F管にも挑戦してみたいと思っている方、きっと参考にしていただけると思います。ぜひ、my Ocarinaを探すヒントにしてください。
佐藤一美 │栃木県出身。桐朋学園女子高等学校音楽科を経て同大学音楽学部フルート科卒業。同大学研究科修了。NHKラジオFMリサイタル等でフルート奏者としてプロデビュー。1994年オカリナを始め、97年にアルバム「光の道」を発表。谷津干潟を歌ったこのアルバムはNHKテレビ、ラジオ、各新聞誌上で取り上げられ、以来、全国で演奏活動を展開中。2009年、トルコ国立イズミール交響楽団にソリストとして招かれ、オペラ・ハウスの柿落としコンサートで共演。04年より毎年、目黒雅叙園主催「佐藤一美オカリナ・ディナーショー」に出演し、毎回定員を上回る人気を博している。日本童謡協会正会員(作詞、作曲)、日本著作権協会準会員。NHK文化センター、読売文化センターでオカリナ講師を務めるほか、谷津ミュージックスクール(千葉県習志野市)、大野楽器(栃木市)でフルート、オカリナ講師を務める。
05. ひぐらしオカリナ 上モデル HF管
ひぐらしオカリナ研究所
〒270-2253 千葉県松戸市日暮5-204
TEL:047-386-5626
07. 加藤オカリナ LIÉTO ソプラノF
株式会社ヤマハミュージックジャパン
楽器営業本部 商品企画部 教育・アクセサリー企画課
〒108-8568
東京都港区高輪2-17-11
TEL:03-5488-1686
▶︎工房見学など受け付けていない工房・店舗もあります。必ず事前に確認をしてください。
今回も吹き比べをお願いした佐藤一美さんは、前号のソプラノC管と同様に、F管でもカンターレ・オカリーナを使用されています。明るすぎない音色が好みの様子で、今回評価が高かったのは、バランスのすぐれた楽器。中庸な息で全音域を吹けて、コントロールがしやすい、そして音色も暗すぎず明るすぎないものが多かったようです。次号はソプラノ管のラスト、ソプラノG管の試奏・検証を行なう予定なので、ご期待ください!