サックス記事

WSA-CP / WSA-BN×坂田明奈

Wood Stone Alto Saxophone New Vintage
WSA

ヴィンテージサックスの音色とモダンサックスのスペックが融合した夢のアルトサックス「Wood Stone Alto Saxophone New Vintage WSA- CP(コパー)とWSA- BN(ブラックニッケル)」。石森管楽器創業70周年記念限定モデルとして発表されたこの2機種は、純度の高いコパーと、アルトサックスとしては他に類を見ないニッケル(洋銀)をマテリアルとする希少な逸品だ。サックス奏者なら誰もが気になるこの2機種を、ファンキーなサックスプレイで大活躍中の坂田明奈さんに試奏してもらい思いのままを語ってもらった。また、現在、WSA- CPを選び使用している坂田明奈さんだが、この楽器を選んだ理由についても訊いてみた。

 

この度坂田さんは早速WSA-CP(コパー)を購入され、使われているそうですが、まずはWSA-CPの音色や吹奏感などの特徴・特性について教えていただけますか。
坂田
WSA-CPの音色は、とにかくめっちゃ太い! ファンキーに吹いても痛い音にならないんですよ。私はメイシオ・パーカーが大好きなのですが、メイシオの音ってエッジがすごく立っているのに太くて暖かくてむっちりしていて、まるで大きな丸太を切ったような音色なんです。「メイシオって絶対にいい人でしょ」と思わせるような音色です(笑)。私は今ファンクというジャンルをよく演奏していますが、ただギラギラしているだけでなく、メイシオのような太い音色に憧れている私にとって、WSA-CPは低音域から高音域まで太く、それでいて倍音豊かな音色が実現できると思い購入しました。
ルックス的にWSA-BN(ブラックニッケル)もファンクやR&Bの演奏に合いそうな印象を受けますが、こちらはいかがでしたか。
坂田
実は、WSA-CPとWSA-BNの2機種のうち、先に吹いたのはWSA-BNでした。石森管楽器さんに試奏しに来た時、まだ試奏用の楽器が調整される前だったんですが、たまたまその場にこの楽器をお持ちの寺地美穂さんがいらっしゃって、無理やり楽器をお借りして吹かせてもらいました(笑)。寺地さんがすでに数ヶ月吹き込まれた楽器なので息が通っていたということもあり、軽い息でめっちゃ大きな音が出てびっくりしましたね。音が直線でビューンと飛んでいくようなイメージです。見た目もかっこいいし、これはスターが吹く楽器だなと直感しました(笑)。私はフロントマンとして演奏することが多いので、他の楽器に埋もれないように存在感を発揮することが大事です。私はラバーのマウスピースが好きなのですが、WSA-BNもWSA-CPも、メタルマウスピースに頼らずとも倍音成分が豊富なので埋もれないというのが素晴らしいです。
それではこの2つの楽器のどちらにされるか、相当悩まれたのではないですか?
坂田
そうですね。最初はWSA-BNを買う気満々でした。WSA-CPはクラシック向きという印象があったのですが、ちゃんと吹き比べて納得してから買おうと思い、実際に吹いてみたらWSA-CPが予想以上に良くて、抵抗感が少なくてすぐに楽器がしっかり鳴るんです。「ビビビビ」と振動が伝わってくる感じで、この楽器を吹いていると鼻の骨が揺れているような感覚があります(笑)。もともと持っていたKingのヴィンテージと比べると、ピッチもめっちゃいいです。例えばオクターブキィを押したミb、ミ、ファあたりのピッチって高くなりやすいんですけれど、この楽器は自分で頑張らなくても良いピッチで鳴ってくれます。キィのレイアウトや開きもちょうど良くて、いつも吹けないフレーズがすんなり吹けます。パームキィの配置もいい感覚で、演奏にストレスがなく、基礎練習が楽しくなります(笑)。
WSA-CPのルックスはいかがですか?
坂田
ボディは胴の赤色で各キィは真鍮の金色と、二色あるのがオシャレですよね。このピンクのような品のある赤みがとても気に入っています。ピンクの上に彫られた彫刻も素敵です。他の楽器にはあまりない色で彫刻も入っているので、かっこよくて目立つんですよね。

<坂田明奈 試奏:Wood Stone Alto Saxophone New Vintage「WSA-CP/コパー、WSA-BN/ブラックニッケル」>

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次ページにインタビュー続く

 

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