THE SAX vol.98

タワレコおすすめCD!「Humanite」 /Kirk Whalum

タワーレコードのバイヤーお勧めの1枚をご紹介!

「Humanite」 / Kirk Whalum

[ART7061]Artistry Music
[曲目]Move On Up、Everybody Oughta Be Free、Don't Get Me Wrong (I'm Grateful)、Wake Up Everybody、Wildflower、Get Your Wings Up、Now I Know、SJL、Korogocho、Blow 4U、Kwetu、Peace、We Shall Overcome You、From The East To The West
[演奏]Kirk Whalum(Sax)、Afgan/Asa/Liana Carrol(Vo)、Kasiva Mutua(Perc)、Marcus Miller(Bass)、Keiko Matsui(Pf)、Murcus Finnie(Ds) etc.

 

スムースジャズ系サックス奏者として人気のカーク・ウェイラムのゴージャスな一作。UKのジャズ・トランぺッター、ジェームズ・マクミランのレコーディング・チームが、ジャカルタ、東京、パリ、ナイロビ、ヨハネスバーグなど各地を飛び回り、3か月を要したレコーディングの成果。UKからはシンガーのリアナ・キャロル、日本からは松居慶子、そしてベースのマーカス・ミラーなど数々のゲストをフィーチャーしたトラックを全14曲収録。

(文:タワーレコード 馬場雅之)

タワーレコード公式サイト

 

登場するアーティスト
画像

カーク・ウェイラム
Kirk Whalum

1958年、テネシー州メンフィス生まれ。父親が牧師で、幼い頃からゴスペルやR&B に親しむ。9歳でドラムを、高校に入るとサックスを演奏し始める。ヒューストンの南テキサス大学に入学、在学中テキサス・テナーのアーネット・コブに魅了され薫陶を受ける。1983年にボブ・ジェームスのグループに入り、プロとしての本格的なキャリアをスタート。1985年にジェームスのサポートによりタッパン・ジー・レコーズから「Floppy Disk」でソロ・デビュー。1980年代後半から1990年代前半にはクインシー・ジョーンズ、ルーサー・ヴァンドロス、アル・ジャロウ、ホイットニー・ヒューストンらと共演。2000年代以降はスムース・ジャズ・ブーム旗頭的存在としても活躍。デイヴ・コーズが主宰するランデヴーからスマッシュ・ヒットを放った。2012年にジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマンに捧げたカバー・アルバム「ロマンス・ランゲージ」を、2015年に「The Gospel Accordingto Jazz」第4弾をリリース。

サックス