サックス記事

プレイヤーのひとりひとりが、圧倒的な憧れの存在になるべき 堀江裕介

THE SAX vol.96 Interview
堀江裕介

名古屋を拠点に、ソロ、アンサンブル、オーケストラなど、幅広い演奏活動を続ける堀江裕介さん。現在は愛知県立明和高等学校音楽科の教諭として、後進の指導にも力を注いでいる。今回は、9月に開催されるリサイタルについて、また愛用している楽器についてもお話を伺った。
(取材協力:株式会社ヤマハミュージックジャパン)

堀江裕介
 

憧れの先輩が導いてくれたサクソフォンの道

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サクソフォンを始めたきっかけは?
堀江
小学校の吹奏楽部です。実は、私の父が中学の教員で、吹奏楽部の顧問を務めていました。楽器はできないけれど音楽が大好きで、ベルリンフィルやウィーンフィルの音を中学生に要求しているような人で(笑)。小さい頃から自宅に音楽が流れていて、演奏会にもたくさん連れていってもらいました。私の出身地の仙台は、小学校での吹奏楽が盛んだったので、その流れに自然と乗っていました。
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最初からアルトサクソフォンでしたか?
堀江
いいえ。実は、テナーサクソフォンが上手な先輩がいて、その人に憧れて「あの楽器を!」と意気込んでいたら、「あれはバリトンサクソフォンだよ」と騙されて……。小学校では、ずっとバリトンでした。中学生になる時、念願のアルトを買ってもらいました。
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プロになることを意識したのは、いつ頃ですか?
堀江
決意したのは、高校3年です。進学について考える段階になって、勉強は嫌いじゃないけれど何かピンとこなくて……。そんな時、先ほど話したサクソフォンを始めるきっかけとなった憧れの先輩が音楽大学に進んだと聞いて、そんな楽しいことがあるのか!と。当時、個人レッスンをお願いしていた古溝徹先生に決意をお伝えすると、その場で雲井雅人先生にお電話してくれました。

プロフィール
堀江裕介

仙台市出身。サクソフォンを古溝徹、雲井雅人の両氏に師事。愛知県立芸術大学在学中にリサイタルデビュー。日本各地でソロ、室内楽、オーケストラの客員等で演奏活動を開始し、2005年同大学大学院音楽研究科修了。ウインドアンサンブルGAJA(ガヤ)、アリオン・サクソフォン・カルテット、Unita “Della” Saxメンバー。愛知県立明和高等学校音楽科の教諭として、後進の育成にもあたる。ソロアルバム「the BAROQUE Sax」、アリオン・サクソフォン・カルテット「Arion’s Harp」などのCDをリリース。

[使用楽器]
アルトサクソフォン:YAMAHA YAS-875G/ソプラノサクソフォン:YAMAHA YSS-875EXHG(PGP改)/マウスピース:セルマーS90-180/リード:バンドレン3/リガチャー: JLV、フローラン・ポパ、Woodstoneなど

 

Concert Information

「堀江裕介サクソフォンリサイタル "THE CONCERTO"」
日時:9月14日(土)18:00
会場: 電気文化会館ザ・コンサートホール
料金:¥3,500(一般)、¥2,500(学生)※当日券は¥500増
出演:堀江裕介(Sax)、中根浩晶(Pf)
曲目:サクソフォン協奏曲第2番(A.コッペル)/サクソフォン協奏曲(D.マスランカ)
問合せ:080-5155-5507(music offices Angelos 波多野)

「アリオンサクソフォンカルテット リサイタル2019」
日時: 12月20日(金)19:00
会場:電気文化会館ザ・コンサートホール
曲目:火の鳥(ストラヴィンスキー) 他
出演:堀江裕介、小森伸二、佐野功枝、遠藤宏幸(Sax)、橋本眞介(Cl) 他

「堀江裕介サクソフォンリサイタル」
日時: 12月22日(日)14:00
会場:アーティストサロン"Dolce"東京
曲目:サクソフォン協奏曲(A.コッペル) 他
出演:堀江裕介(Sax)、中根浩晶(Pf)、河合雪子(Fl)、河村真歩(Ob)、亀居優斗(Cl)、松原秀人(Hr)、蒙和雅(Sax) 他

 

次ページにインタビュー続く
・自分の現状を打破するべく、新たな挑戦に挑む
・自然に、自由に、歌いたいように歌える楽器

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