「JAZZ in 藝大 2025」主宰する朋友2人が本番への意気込みを語る!!
クラシック音楽の最高学府であることは言うに及ばず、卒業生にはジャズやポップスのジャンルでその名を成した名音楽家も数知れない東京藝術大学音楽学部。2000年代に入ってから、そこで毎年9月に開催される人気のイベントが「JAZZ in 藝大」だ。ジャンルを越境したジャズの真骨頂が楽しめるコンサートの開催が今年も決まった。ホストとして7年目を迎える本多俊之と、彼を藝大に呼び入れた東京藝術大学招聘教授でもある須川展也の両氏が2人顔を揃えて「JAZZ in 藝大 2025」への意気込みを語ってくれた!
インタビュー・文:三村慎司
取材協力:東京藝術大学
試行錯誤の末、2021年から1部はコンボ、2部が吹奏楽という形に
次ページにインタビュー続く
・本邦サックス界を代表するジャズとクラシックの巨匠2人の密なる関係の歴史
・ゲストには傑物ジャズ・ドラマーとNo.1サックス四重奏団が登場!

https://www.geidai.ac.jp/container/sogakudo/149545.html
[日時]2025年9月13日(土)15:00開演(14:15開場)
[場所]東京藝術大学奏楽堂
[チケット料金]全席指定 一般5,000円、学生2,000円
[出演]本多俊之(ホスト:Sax、藝大教員)、森山威男(ゲスト:Ds)、トルヴェール・クヮルテット(ゲスト:サックス四重奏)、須川展也(指揮・Sax、藝大教員)、藤本隆文(Vib、藝大教員)、村本和毅(Bass、藝大学生)、カニササレアヤコ(笙、藝大学生)、本多悠人(Ds、卒業生)、東京藝大スペシャルウィンドオーケストラ
[曲目]SO WHAT、LIBERTANGO、MY ROMANCE、TO THE SKY、HACHI、SPAIN、本多俊之:書き下ろし新曲 他
森山威男
トルヴェール・クヮルテット
藤本隆文
東京藝大スペシャルウィンドオーケストラ
本多俊之
Toshiyuki Honda
1957年東京生まれ。サックス奏者、作・編曲家、プロデューサー、東京藝術大学客員教授。AB型、牡羊座。恐竜好き、ジョギング好きでも知られる。大学在学中の1978年に初リーダーアルバム「バーニング・ウェイブ」を、L.A.のフュージョン・グループ「シー・ウィンド」を従えて発表。以来、チック・コリア、フレディー・ハバード、レッド・ミッチェル、クリストファー・クロス等、内外の著名ミュージシャンと共演。日本を代表するサックス奏者である。特にソプラノサックスの音色の美しさには定評があり右に出る者はいない。日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した「マルサの女」(伊丹十三監督)をはじめとする伊丹作品をはじめ、作編曲家としても、TVドラマ、CM、映画、クラシック音楽までのジャンルで多才ぶりを発揮している。ハイパー室内楽ユニット「SMILE!」、サックス五重奏のみでドラマ音楽を担当したサウンドトラック「家族ゲーム」など、オリジナル・アルバム、サウンドトラック・アルバム共に多数リリース。最近作は、東京藝大スペシャルウィンドオーケストラとのコラボ・アルバム 「GEIDAI PLAYS HONDA」に続く第二弾「TIME TO FLY」。
[使用楽器]ヤナギサワA-901GP / ヤナギサワS-9930GP
(2025.08)
須川展也
Nobuya Sugawa
日本が世界に誇るクラシカル・サクソフォン奏者。長きにわたり、現代の名だたる作曲家への委嘱を継続し、クラシカル・サクソフォンのレパートリーを開拓し続けている。国際的に広まっている楽曲が多くあり、クラシカル・サクソフォンの領域への貢献は計り知れない。国内外の著名オーケストラと多数共演。ウィーンのムジークフェラインをはじめ30ヶ国以上で公演やマスタークラスを行なう。東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。02年NHK連続テレビ小説「さくら」テーマ曲演奏。最新CDは自身初の無伴奏作品となる「バッハ・シークェンス」(令和2年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞)。そのほか数多くのCDを録音して世界に発信。東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスター(89〜10年)、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者(07〜20年)を歴任。マリナート・ウインズ、長野市芸術館、イイヅカブラスフェスティバル、東広島くららホールにて参加型吹奏楽のプロデュースを行ない地域と結びついた音楽体験を推進。東京藝大招聘教授、京都市立芸大客員教授。トルヴェール・クヮルテットのメンバー。
[使用楽器]ヤマハYAS-875EXG / ヤマハ YSS-875EXG
(2025.11)













