須川展也&藤本隆文 デュオ・リサイタル開催決定!
ご存じ日本が世界に誇るクラシカルサクソフォンのスーパースター須川展也。そして、ジャンルを超越した縦横無尽な打楽器奏者として名を馳せる藤本隆文。この日本を代表する二人のプレイヤーによるスペシャルなコラボレーションが来春に実現することになった。ソプラノ、アルト&テナーサックスと15種類以上に及ぶ打楽器により生み出される音楽世界とは!? 主役の二人にじっくりと話を訊いた。
(インタビュー・文:中野明/取材協力:東京藝術大学)
打楽器のあれだけ多彩な音色を美しく聴かせたかったらやはり東京文化だなと
その頃、打楽器の学生の試験で池辺晋一郎先生の曲を聴いたのですが、すごく楽しくて、「池辺先生に曲を書いてもらったらどうでしょうか?」と藤本先生に相談し意気投合。その場で池辺先生に電話してOKをいただき、舞い上がりましたね。
次ページにインタビュー続く
・音色や響きを作る楽器は増やして豊かな音色でサックスを包囲したい(笑)
・須川先生と一緒に演奏できるというのは音楽家として大変な喜び

[日時]2026年4月1日(水) 19:00開演(18:15開場)
[会場]東京文化会館 小ホール
[料金]全席指定 S席¥4,000/A席¥3,000
[出演]須川展也(Sax)、藤本隆文(Vib)、小柳美奈子(Pf)
[曲目]湯山昭:マリンバとアルトサクソフォーンのためのディヴェルティメント/池辺晋一郎:葦と皮で何ができる?(委嘱世界初演)/池辺晋一郎:葦と木で何ができる?(委嘱世界初演)/本多俊之:曲名未定(委嘱初演)/A.ピアソラ(藤本隆文):アヴェ・マリア/A.ピアソラ(藤本隆文):ヴィブラフォニッシモ/吉松隆:サイバーバード協奏曲
[問合せ]アレグロミュージック(営業時間:火~金曜日 11:00~18:00)
TEL:03-5216-7131
E-MAIL.:info@allegromusic.co.jp
藤本隆文
Takafumi Fujimoto
オーケストラ、現代音楽での打楽器独奏、ジャズをベースにした即興演奏などなど、ジャンルを問わず幅広いフィールドで活躍する打楽器奏者。ジュネーブ国際音楽コンクール打楽器部門第2位。ルクセンブル国際打楽器コンクールで 「打楽器四重奏団SHUN-KA-SHU-TOH」のメンバーとして第2位、日本管打楽器コンクール打楽器部門第2位。神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ティンパニ奏者を経て現在、東京藝術大学音楽学部教授。大学での研究教育活動と並行して「高田ひろ子(Pf)藤本隆文(Vib)デュオ」「浜田均(Vib)藤本隆(Mrb)=MALLET gANG」他、ヴィブラフォン、マリンバ奏者としても活躍する。
須川展也
Nobuya Sugawa
日本が世界に誇るクラシカル・サクソフォン奏者。長きにわたり、現代の名だたる作曲家への委嘱を継続し、クラシカル・サクソフォンのレパートリーを開拓し続けている。国際的に広まっている楽曲が多くあり、クラシカル・サクソフォンの領域への貢献は計り知れない。国内外の著名オーケストラと多数共演。ウィーンのムジークフェラインをはじめ30ヶ国以上で公演やマスタークラスを行なう。東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。02年NHK連続テレビ小説「さくら」テーマ曲演奏。最新CDは自身初の無伴奏作品となる「バッハ・シークェンス」(令和2年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞)。そのほか数多くのCDを録音して世界に発信。東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスター(89〜10年)、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者(07〜20年)を歴任。マリナート・ウインズ、長野市芸術館、イイヅカブラスフェスティバル、東広島くららホールにて参加型吹奏楽のプロデュースを行ない地域と結びついた音楽体験を推進。東京藝大招聘教授、京都市立芸大客員教授。トルヴェール・クヮルテットのメンバー。
[使用楽器]ヤマハYAS-875EXG / ヤマハ YSS-875EXG
(2025.11)













