トランペット 記事
THE TRUMPET vol.13 | 特集3

不朽のスクリーンミュージックをドラマティックに吹こう♪【付属ダウンロード音源連動】

今号もダウンロード形式でお届けする、誌面連動の付属音源。今回のテーマは映画音楽。昔懐かしくもありながら、今もなお愛され続ける映画音楽の名曲を集めた。本誌掲載の楽譜および演奏解説と模範演奏を参考に挑戦してみよう! 模範演奏、演奏解説、そして採譜をお願いしたのは、様々なアーティストのレコーディングやライブ、ミュージカル、ビッグバンドなど多くの現場で活躍するトランペッターの吉澤達彦氏だ。次のページでは、レコーディングを終えた吉澤氏のインタビューの模様と演奏解説お届けする。

[Track 01 / 05]
第三の男
アントン・カラス

「The Third Man〜Original Motion Picture Soundtrack」

映画「第三の男」は1949年にイギリスで製作された第二次世界大戦後、オーストリアの首都ウィーンを舞台にしたミステリー映画です。1950年のアカデミー賞では3部門にノミネートされ1部門で受賞。現在では映画史に残る傑作として評価され、名作ベスト100などのランキングでは常に上位に選出されています。
テーマ曲はオーストリアの民俗楽器ツィター奏者アントン・カラスの作曲および演奏で、1950年代の大ヒットとなりました。日本ではヱビスビールのCMでお馴染み。JR恵比寿駅の発車メロディにも採用されるほど親しまれています。
吉澤さんは、息が先行でニュアンス付けのために舌を使うというタンギングの技術で、トランペットでは抑揚をつけにくいメロディをナチュラルな発音で演奏してくれました。

 

[Track 02 / 06]
ニューヨーク・シティ・セレナーデ
クリストファー・クロス

「ミスター・アーサー〜オリジナル・サウンドトラック」

映画「ミスター・アーサー」のテーマ曲なので『Arthur’s Theme(Best That You Can Do)』というのが原題である『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』。映画は1981年にダドリー・ムーアとライザ・ミネリの主演で製作されたラブコメディです。アカデミー賞では4部門にノミネートされ2部門を獲得。その1部門が歌曲賞でした。
テーマ曲はシンガーのクリストファー・クロス自身とバートバカラックとその妻(当時)キャロル・ベイヤー・セイガー、そしてピーター・アレンの共作ですが、作曲は主に今年惜しくも逝去したバート・バカラックが担っていたと思われます。
オリジナルではサックスのアーニー・ワッツによる演奏となっている印象的な間奏ですが、それに勝るとも劣らないソロを吉澤さんが聴かせてくれています。

 

[Track 03 / 07]
She
エルヴィス・コステロ

「ノッティングヒルの恋人〜オリジナル・サウンドトラック」

映画「ノッティングヒルの恋人」は1999年にイギリスで製作された、ロンドン西部のノッティングヒルを舞台にしたロマンティック・コメディ映画です。主演はジュリア・ロバーツとヒュー・グラントという米英のトップスターの顔合わせで、日本でも大ヒットしました。その主題歌『She』はフランスの国民的シャンソン歌手で俳優のシャルル・アズナブールがオリジナルで、それをイギリスのロック・スターであるエルヴィス・コステロがカヴァーしたバージョンです。映画の人気も相俟って、この曲もリバイバル・ヒットを記録しました。
ゆったりした美しいメイン・メロディも魅力的ですが、吉澤さんの弦楽器をイメージしたという素晴らしいカウンターメロディの演奏も必聴です。

 

[Track 04 / 08]
The Rose
ベット・ミドラー

「ローズ〜オリジナル・サウンドトラック」

映画「ローズ」は1979年にアメリカで製作された、夭逝した伝説の女性ロックシンガーであるジャニス・ジョプリンの破天荒で破滅的な生涯を描いた作品です。主演を務めたのは自らもシンガーで女優であるベット・ミドラー。そして、もちろんテーマ曲も彼女自身が歌っています。作詞および作曲は米国西海岸のシンガー・ソングライターで、やはり女優でもあるアマンダ・マクブルーム。以後、多くのシンガーがカヴァーして、現在ではスタンダード・ナンバーとして広く親しまれる一曲となりました。
原曲のベット・ミドラーの歌唱を確認して、歌詞の意味や言葉のアクセントにも留意したという吉澤さんのフリューゲルホーンによる歌うような演奏は格別です。

 

[Track 16 / 17]※定期購読者特典ボーナストラック
小さな恋のメロディ
ビージーズ

モンキーズ『デイドリーム・ビリーバー』のEP盤

映画「小さな恋のメロディ」は1971年にイギリスで製作された少年と少女の恋を瑞々しく描いた恋愛映画です。主人公を演じたのは当時11歳、12歳のトレイシー・ハイドとマーク・レスターの二人でした。そのテーマ曲の原題はトレイシーの役名そのままに『Melody』。日本では『メロディ・フェア』の邦題で呼ばれることもあります。曲を手がけたのは兄弟グループであるビージーズのバリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブの3人。世界各国で数多くのアーティストがカヴァーし、今やスタンダードとして定着しています。日本では車のCMなどにも使用され親しまれています。
フリューゲルホーンとして若干高めの音域ながら、吉澤さんの演奏はそれを感じさせない柔らかく暖かい音色で滑らかに歌っています。

 

>>吉澤達彦さんのインタビュー&演奏解説へ続きます!

 
 
吉澤達彦

吉澤達彦(よしざわ たつひこ)
群馬県生まれの千葉県育ち。中学校入学時よりトランペットを開始。マーチングバンド・吹奏楽・オーケストラ等を経て、尚美学園大学在学中にプロ活動を開始する。卒業後は、様々なアーティストのレコーディング等、スタジオワークでのトランペット演奏を中心に活動している。豊永利行、西野カナ、山崎育三郎、BRADIO、DREAMS COME TRUE、JUJU、Little Glee Monster、Negicco、SKY-HIのツアー・ミュージカルの現場でも活動している。DCT HORNS(DREAMS COME TRUEのホーン隊)としても活動。エンタメ要素が強いトランぺッターとして活躍している。Little Glee Monsterのツアーではパーカッションも担当する。

 

【収録楽曲】
[B♭譜]『第三の男』[1949]
[B♭譜]『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』[1981]
[B♭譜]『She』[1999]
[B♭譜]『The Rose』[1980]
[B♭譜]『小さな恋のメロディ』[1969]※定期購読者特典ボーナストラック


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