リアルスコープ~トランペットはこうして作られる!

あなたが演奏しているトランペット、どのように製作されているか知っていますか? 今回は、静岡県磐田市にあるヤマハ豊岡工場の製作現場に潜入し、楽器作りの工程、開発の秘密などを探ってきました。これを読めば、もっともっとトランペットを大切にしたくなるはずです!
(取材協力:ヤマハ株式会社)
※内容はTHE TRUMPET vol.1発刊(2017年3月)当時のものです。予めご了承ください。
トランペットの各部の名称と機能をチェック!
❶マウスピース
ここに息を吹き込むことが最初の一歩。口径の大きさや深さなど様々な組み合わせがあり、吹きやすさや音色などに関係する重要な部分。
❷マウスピースレシーバー
マウスピースの受け口。
❸リードパイプ
楽器の持つ音色や音程を大きく左右する部分。形状や材質によって音程のバランスや音色の性格が変わる。
❹ピストンバルブ
(第1ピストン、第2ピストン、第3ピストン)
❺指掛
右手の人差し指、中指、薬指でピストンを押さえ、小指を指掛に掛けて楽器を安定させ、この3本のバルブ操作ですべての音程を作る。
❻第1抜差管 ❽第2抜差管 ❿第3抜差管
ピストンを押すことで管の通り道が変わり、音程を変化させる。
❼第1抜差指掛 ❾第3抜差指掛リング
一般的に左手の親指、薬指を掛けて楽器を安定させると同時に、音程を調節する際に抜差管をスムーズに動かすために必要な指掛。リング型やU字型のものがある。
⓫支柱
支柱は1つもしくは2つの場合、またついてないモデルもある。
⓬主管抜差管(チューニングスライド)
ここを抜き差しして、全体の音程を合わせる。
⓭ウォーターキィ(ツバ抜き)
演奏中に溜まった水分を抜く。
⓮ベル
ここから音が出ていく。ベルの大きさや形状、材質、フチの形状などによって、その響き方の性格が異なる。
▼これを分解してみると……
ポスターやクリアファイルでもお馴染みのヤマハ「ANATOMY OF THE TRUMPET」より
これだけたくさんのパーツに分かれます。工場では、一つ一つ丁寧に製作され、組み立てられ、演奏者のもとに届けられるのです。
では、製作の様子を各部ごとにクローズアップしてみましょう。
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