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ロシアン・ブラス・ナイト!〜菊本和昭と仲間たちによる「展覧会の絵」〜

2020年03月11日(水)東京・銀座
菊本和昭
菊本和昭

NHK交響楽団首席トランペット奏者としての活躍でも知られるトッププレイヤー菊本和昭氏が、2020年2月のリニューアル・オープンから10周年を迎えたヤマハホールの記念公演に登場する。ブラス界の仲間たちとともに、金管アンサンブルの珠玉の名曲から本公演のために編曲されたオーケストラの大曲「祝典序曲」「展覧会の絵」まで、オール・ロシア・プログラムで挑む華々しい祝祭の一夜! トランペット&ブラス・ラヴァーズなら、絶対に聴き逃せないコンサートだ!!(文:埜田九三朗)

 

2月26日に政府の新型コロナウイルス感染症対策本部から要請された方針を受け、感染拡大を防止する観点から本公演は中止となりました。払い戻し期間は3月3日(火)~4月24日(金)となります。 払い戻し方法は下記、チケットぴあwebサイト内ヘルプページの「公演中止・延期・発売方法変更による払い戻し」にてご確認ください。
http://t.pia.jp/guide/refund.jsp#paid

公演を楽しみにお待ちいただいたお客様にはご迷惑をおかけしますことを、心より深くお詫び申し上げます。

 

菊本和昭と仲間たちによるロシアンブラスの伝説

「ロシアン・ブラス」をめぐるさまざまな妄想

「銀座」という地名は日本全国各所に存在するが、その原点は東京。もともとは、江戸時代に各地の造幣局であった銀貨幣の鋳造所を「銀座」と呼んでいたが、徳川家康のおひざ元である駿府(静岡)から江戸開城にともなって移動してきた「銀座」が江戸=東京の地名として定着した。静岡からこの場所に移動してきたのは造幣局ばかりではない。いまや世界に冠たる最大規模の楽器メーカーである「ヤマハ」もまた静岡から東京にその軸足のひとつを移した。静岡は浜松に本拠地を持ち、かつて「日本楽器製造」と呼ばれていた現ヤマハが東京の拠点としてきたのも「銀座」だった。同社銀座店の存在が、「銀座」を経済のみならず文化の一大拠点にする原動力の一つとなっていたことは間違いない事実である。ピアノはもちろん、内外の管弦打楽器から楽譜、レコードなどを綺羅、星のごとくに並べたその店は、1953年の創設当時から「ヤマハ銀座店」と呼ばれ親しまれてきた。そして、その店のなかにある「ヤマハホール」は、音楽のみならず一種の文化拠点=情報センターとして機能してきた。2010年に新装オープンした「ヤマハホール」は、収容人数こそかつての524席を下回る(333席)けれど、予想をはるかに超える美しいデザインと素晴らしい音響で瞬く間に世界中の音楽ファンを虜にした……のがついこのあいだのようだが、今年2020年は早くも「新生ヤマハホール」として10周年という記念すべき年を迎える。それを祝して開催される各種の記念行事の中で、本誌「ザ・トランペット」がもっとも熱い視線を注いでいるのが、ここでご紹介するロシアン・ブラスナイト!〜菊本和昭と仲間たちによる「展覧会の絵」〜だ。

菊本和昭

菊本氏を中心にNHK交響楽団の凄腕集団が集結!

フレッシュな顔ぶれで従前以上に高い評価を得ているNHK交響楽団で、首席トランペット奏者として活躍する菊本和昭氏を中心にした金管打楽器アンサンブルによる、ロシアの楽曲を楽しむ夕べ。フィリップ・ジョーンズ以来の伝統的な金管10重奏にユーフォニアムを加えた11重奏に、打楽器を加えた混成アンサンブル。メンバーの多くは別掲の通り菊本氏の同僚であるNHK交響楽団の実力派で、その他のメンバーも凄腕ばかり。まずはリーダーである菊本氏が本誌に寄せてくれたコメントをご紹介しよう。

「ヤマハホール10周年、誠におめでとうございます!私も幾度かヤマハホールの舞台で演奏させていただきましたが、その1つ1つが忘れられない経験となり今日に至っております。この先も20年、30年とたくさんの演奏家とお客様に「忘れられることのない贅沢な音と響き」を体感させてくれることでしょう。本日は、ご来場の皆様はもちろんのこと、ヤマハホールへのお祝いと感謝の気持ちを込めて、都内のプロオーケストラを中心とする13名の金管・打楽器奏者たちがこの日のために集結しました。オーケストラ曲としてもお馴染みの「祝典序曲」と「展覧会の絵」を始めとしたロシア音楽を、個性の違うプレイヤーたちが何にも替え難いアンサンブルでお届けします。」

……と、熱い想いを寄せてくれたリーダー菊本氏率いる凄腕集団が腕によりをかけた記念コンサート。メインプログラムは、リーダー菊本氏にとってはNHK交響楽団の先輩となる打楽器奏者で、当日も出演する竹島悟史氏のアレンジによる「展覧会の絵」(「祝典序曲」も、同氏のアレンジ)。「展覧会の絵」といえば、いうまでもなく鬼才ムソルグスキーの代表作だ。もともとピアノのために書かれた全16曲からなる組曲(成立は1874年)だが、ピアノ独奏のみならずさまざまな編成で合奏するためのアレンジが多数存在している。もっとも有名なのはモーリス・ラヴェルが1922年にアレンジした管弦楽版。トランペット独奏で華やかに始まるラヴェル版は、その後に数多く生まれるさまざまなアレンジの「基本」になっている感さえある。菊本氏をはじめ、いまもっとも乗りに乗っている世代の金管楽器奏者が一堂に会した感のある多彩な「パレット」を駆使して、竹島氏はいったいどのような「絵」を描いたのだろうか……。誰もがラヴェル版になじみすぎたおかげで「当たり前」になっている「あんなこと」や「こんなこと」は、「どんなこと」になっているのだろう?金管楽器のファンはもちろん、クラシック全般に興味のある方なら誰でも興味津々のメインプログラムだ。ヤマハホールの10周年記念の幕開けにふさわしい「祝典序曲」(ショスタコーヴィチ)も、どのような工夫が凝らされているのか、楽しみだ。というわけで、メインも幕開けもロシアの大作曲家による堂々たる「ロシアン・ブラスナイト」、存分にお楽しみください!…と、普通ならこれでおしまいなわけだが、「プログラム(別掲)にあるエヴァルドとベーメはどうなのよ!」というツッコミが。

チラシ
チラシ
 

巨大な文化圏「ロシア」が生んだ新旧の作品が一堂に会す

エヴァルドもベーメも、金管アンサンブルの草創期、つまりヴァルヴ方式により自在に音階が奏でられるようになってからまもなく完成した、金管アンサンブルのための名曲をものした作曲家……ではあるが、ショスタコーヴィチやムソルグスキーに比べたら知明度の差は明白だ。しかも、非・有名作曲家とはいえエヴァルドはペテルスブルグ(現:サンクトペテルブルク)生まれのロシア人であり、ムソルグスキーをはじめとする「ロシア五人組」の大いなる応援団だったミトロファン・ベリャーエフその人とも親交があったことで、そこに深い関係が感じられる。しかし、オスカル・ベーメ(フルートなどで有名なテオバルト・ベームの親戚じゃないよ。スペルがちょっと違う)は、ドイツのドレスデン生まれ。ロシア関係ないやん!ところがどっこい、実はベーメも「ロシアン・ブラス」のくくりに入る資格は充分あって、現在も大人気のマリインスキー劇場(かのゲルギエフ御大が率いる凄腕集団)に「コルネット奏者」として在籍していた伝説の名人。そして、わずかに残るその作品に、実はいまひそかに注目が集まりつつある「隠れた大作曲家」なのだ(これについては、現在取材中。やがて「ザ・トランペット」などでもご紹介できるはず)。というわけで、この日は「ロシア」という巨大な文化圏が生んだ新旧の作品を日本が誇る最新鋭の金管楽器凄腕集団によって堪能できるわけで、ぜひお楽しみに!

 

公演概要
[開催日]2020年03月11日(水)
[開場]18:30 開演19:00
[会場]ヤマハホール
[演奏]菊本和昭/川田修一/伊藤 駿/山本英司/重井吉彦(Tp)、木川博史(Hn)、齋藤 充(Euph)、青木 昂/池上 亘/住川佳祐/黒金 寛行(Tb)、池田幸広(Tub)、竹島悟史(Perc)[曲目]D.ショスタコーヴィチ(竹島悟史編):祝典序曲 Op.96、V.エヴァルド:金管五重奏曲 第1番 変ロ短調 Op.5 (ロバート・キング編による金管六重奏版)、O.ベーメ:金管六重奏曲 変ホ短調 Op.30、M.P.ムソルグスキー(竹島悟史編):組曲「展覧会の絵」
[チケット]一般¥4,500 学生¥3,500(全席指定)
[問合せ]ヤマハ銀座ビルインフォメーション 03-3572-3171
(11:00〜19:30 第2火曜日定休・但し臨時休業あり※電話でのチケット予約はできません)
https://www.yamahaginza.com/hall/event/004001/

 

出演者プロフィール

菊本和昭

菊本和昭 (トランペット)
京都市立芸術大学および同大学院首席修了。フライブルク音楽大学、カールスルーエ音楽大学で研鑽を積む。2004年より京都市交響楽団に在籍後、2012年よりNHK交響楽団首席トランペット奏者に就任。ほか、ソリスト、室内楽奏者としても活躍。日本管打楽器コンクール第1位、日本音楽コンクール第1位および増沢賞、E.ナカミチ賞、聴衆賞のほか、済州ブラス・コンペティション第2位、リエクサ国際トランペット・コンクール第3位、エルスワース・スミス国際トランペット・ソロ・コンペティション第2位およびChosen Vale賞を受賞するなど、国際的なコンクールでも受賞歴多数。東京藝術大学非常勤講師

 
川田修一

川田修一(トランペット)
東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者。国立音楽大学卒業。矢田部賞受賞。第78回、第81回日本音楽コンクール入選。第25回日本管打楽器コンクール第3位入賞。第49回ドイツ・マルクノイキルヘン国際器楽コンクールディプロマ賞授与。文化庁海外研修員としてドイツ・カールスルーエ音楽大学にて研修を行う。これまでに北村源三、熊谷仁士、山本英助、ヒロ野口、R.フリードリッヒの各氏に師事。Brass Ensemble ZERO、Quartet Made in FUKUSHIMA、Le Due Trombe、金管合奏「宴」のメンバー。

 
伊藤 駿

伊藤 駿(トランペット)
1991年生まれ、大阪市出身。京都市立芸術大学音楽学部卒業。大学卒業後、桐朋オーケストラアカデミー修了。2017年~2019年の2年間新日本フィルハーモニー交響楽団首席トランペット奏者を務めた。第30回ヤマハ管楽器新人演奏会主演。第6回関西トランペット協会コンクール第1位。トランペットを宮村 聡、早坂宏明、杉木峯夫、白水大介の各氏に師事。室内楽を呉 信一、若林義人の各氏に師事。

 
山本英司

山本英司(トランペット)
静岡県浜松市出身。1999年東京藝術大学卒業。2000年第69回日本音楽コンクールトランペット部門入選。これまでにトランペットを北村源三、室内楽を稲川榮一、またマスタークラスにおいて、元ウィーン・フィル首席奏者H.ガンシュ、ウィーン・フィル首席奏者H.P.シュー、元メトロポリタン歌劇場管弦楽団首席奏者M.グールドの各氏に師事。2004年から読売日本交響楽団に在籍し、2014年NHK交響楽団に入団。国立音楽大学、桐朋学園大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校各講師、日本トランペット協会常任理事。

 
重井吉彦

重井吉彦(トランペット)
鹿児島市出身。東京藝術大学を卒業。読売新人演奏会に出演。第10回済州ブラス・コンペティション金管五重奏部門第1位(Menagerie Brass Quintet)。トランペットを堂園和也、杉木峯夫、佐藤友紀、古田俊博、栃本浩規の各氏に師事。現在、東京フィルハーモニー交響楽団、ぱんだウインドオーケストラ団員。Menagerie Brass Quintet、Brass Ensemble ZERO、BRAVI TROMBE!!各メンバー。

 
木川博史

木川博史(ホルン)
第20回日本管打楽器コンクールホルン部門第1位および審査員特別賞、文部科学大臣奨励賞、東京都知事賞を受賞。第39回マルクノイキルへン国際コンクールにおいてディプロマを受賞。大学在学中よりソリストとして東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団等と共演する。これまでに、サイトウ・キネン・フェスティバル、小澤征爾音楽塾、PMF、草津国際音楽アカデミー&フェスティバル等に参加。BRASS CODE 12、いずみシンフォニエッタ大阪のメンバー。日本センチュリー交響楽団を経て、2015年9月よりNHK交響楽団団員。

 
齋藤 充

齋藤 充(ユーフォニアム)
国立音楽大学卒業、ミシガン大学大学院修士課程、ノーステキサス大学大学院博士課程修了。日本管打楽器コンクール、フィリップ・ジョーンズ国際コンクール、レオナルド・ファルコーニ国際コンクール第1位。現在、侍Brassメンバー、国立音楽大学、洗足学園音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校各講師。

 
青木 昂

青木 昂(トロンボーン)
東京都羽村市出身。2014年に国立音楽大学を卒業。卒業時に矢田部賞を受賞。また在学中より東京都交響楽団に入団。読売新聞社主催第84回新人演奏会に出演。トロンボーンをこれまでに小田桐寛之、箱山芳樹、池上 亘、下島昌史の各氏に師事。現在は読売日本交響楽団首席トロンボーン奏者、スライドジャパンのメンバー。

 
池上 亘

池上 亘(トロンボーン)
NHK交響楽団トロンボーン奏者。東京藝術大学音楽学部卒業。第8回日本管打楽器コンクール第3位入賞。第3回出光音楽賞奨励賞受賞。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団首席奏者を経て、現在、NHK交響楽団トロンボーン奏者。洗足学園音楽大学客員教授。

 
住川佳祐

住川佳祐(トロンボーン)
広島県出身。東京藝術大学音楽学部卒業。同大学在学中にN響アカデミーを卒業。第4回トロンボーンクァルテットコンクール・イン・ジパングにおいて、Trombone Quartet CUBEとして第1位。J.アレッシ氏のマスタークラスを受講。これまでにトロンボーンを、古賀慎治、石川 浩、清澄貴之、古賀 光、新田幹男の各氏に師事。神奈川フィルハーモニー管弦楽団契約団員(1、2、3番奏者)を経て、現在東京交響楽団トロンボーン奏者。

 
黒金寛行

黒金寛行(トロンボーン)
第4回済州ブラス・コンペティション第1位、および全部門におけるグランプリ受賞。第23回日本管打楽器コンクールトロンボーン部門第1位。ソリストとして東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、藝大フィルハーモニアや全国の吹奏楽団と協演。また、いわき市芸術文化交流館アリオス、JTアートホールアフィニスなどでリサイタルを行うなど、ソロ活動も精力的に行う。近年ではハンガリートロンボーンブートキャンプにも講師として招かれるなど、国際的にも活動している。現在、NHK交響楽団バス・トロンボーン奏者。

 
池田 幸広

池田 幸広(チューバ)
静岡県島田市出身。国立音楽大学出身。在学中に第12回日本管打楽器コンクールチューバ部門にて第3位入賞。矢田部賞を受賞し首席で卒業。卒業と同時に大阪市音楽団入団。同年、第15回日本管打楽器コンクールチューバ部門にて第1位受賞。2000年、マルクノイキルへン国際器楽コンクール(独)チューバ部門にて第4位および審査員特別賞を受賞。2005年、NHK交響楽団に入団。2010年1月、初のソロアルバム「コンチェルティーノ」を発売。稲川榮一、江川秀樹の両氏に師事。現在、NHK交響楽団チューバ奏者。また、東京藝術大学、国立音楽大学、沖縄県立芸術大学の各非常勤講師。トウキョウ・ブラス・シンフォニー、ブラス・ヘキサゴン、なぎさブラスゾリステン、N-crafts、ジャパン・チューバ・ソロイスツの各メンバー。日本ユーフォニアム・チューバ協会理事。

 
竹島悟史

竹島悟史(パーカッション)
東京藝術大学卒業。第13回日本管打楽器コンクール打楽器部門第2位。2003年、NHK交響楽団に入団。2011年、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」第136回公演ソリスト。2013年、NHK交響楽団第1756回定期演奏会において、タン・ドゥン作曲「The Tears of Nature ~マリンバとオーケストラのための」の日本初演ソリストを務める。クラシック界の打楽器奏者として常に第一線で活躍し続けながら、作編曲家、ピアニストとしての顔も持ち合わせ、体温の宿る音楽観で絶大なる信頼を受ける気鋭の“音楽家”である。サイトウ・キネン・オーケストラ、なぎさブラスゾリステンなどにも参加。

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