画像

THE TRUMPET vol.4 | 付属CDレコーディング

THE TRUMPET vol.4

トランペット黄金時代を彩った往年の大ヒットナンバーを付属CD[模範演奏+カラオケ]連動で楽譜掲載。ONLINEでは楽曲紹介を掲載。CD音源も試聴できます!

【THE TRUMPET vol.4 付属CD収録曲紹介】

[Track No.1]

ライズ

ハーブ・アルパート

THE TRUMPET創刊号では、ティファナ・ブラス名義の『Bitter Sweet Samba』、前号ではソロ名義の『Fandango 』を付属CDで取り上げたハーブ・アルパート。前者はラジオの深夜番組『オールナイトニッポン』のテーマ曲として、後者はウイスキーのCM曲として、どちらも日本でも馴染み深いナンバーです。そして、この『ライズ』も同じくウイスキーのCMで流れていたことを記憶している方も多いでしょう。
ジェリー・モスともに立ち上げたA&M(アルパート&モス)レーベルから1979年にリリースしたアルバム「ライズ」のタイトル・チューンで、当時のディスコ・ブームからの影響を強く滲ませた曲調となっています。1997年には、ラッパーのビギー・スモールズことノトーリアス・B.I.G.が『Hypnotize』でサンプリング使用し、再び脚光を浴びました。
佐々木史郎さんが抒情的かつクールな演奏で独特のムードを再現してくれています。

 

[Track No.2]

ゴッドファーザー愛のテーマ

ニニ・ロッソ

「ロミオとジュリエット」や「太陽がいっぱい」などの映画音楽でも知られる作曲家ニーノ・ロータのペンによるアカデミー賞3部門に輝いた名作「ゴッドファーザー」の挿入曲。アンディ・ウィリアムスらが歌ったヴォーカル版は『Speak Softly Love』のタイトルで呼ばれています。日本のアーティストでも尾崎紀世彦や東京スカパラダイスオーケストラが、この曲をカバーしています。
この付属CDでは、THE TRUMPET 第3号の付属CDで取り上げた『夜空のトランペット(Il Silenzio)』や、日本では「水曜ロードショー」のテーマとしてお馴染みの『水曜日の夜(Wednesday Night)』などの大ヒット曲を持つ、イタリア人トランペット奏者ニニ・ロッソのヴァージョンを採用しました。ロッソは映画が公開された1972年に早速この曲を吹き込み、当時シングルレコードとしても発売しています。
ニニ・ロッソばりのヴィブラートを効かせた佐々木史郎さんの演奏を堪能してください。

 

[Track No.3]

 

ブルー・ボッサ

ケニー・ドーハム

いまやジャズスタンダードの代表的な一曲にも数えられる有名ナンバー。オリジナルはテナーサックス奏者ジョー・ヘンダーソンの初リーダーアルバム「ページ・ワン」に収められたテイクです。
作曲は、このアルバムにも参加しているトランペット奏者のケニー・ドーハム。ドーハムはアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに入団後、1955年にブルーノートから初リーダー作「アフロ・キューバン」を発表。そのブルーノート・レーベルにヘンダーソンを紹介したことで「ページ・ワン」のレコーディングに至り、その際にドーハムがこの曲をプレゼントしたと伝えられています。
カバーは数限りなくあり、ジャズの巨匠だけでもサックスのデクスター・ゴードン、ピアノのミシェル・カミロやトミー・フラナガン、ギターのケニー・バレルなど、他にも多くが取り上げています。
今回はオリジナル・ヴァージョンを下敷きにして、佐々木史郎さんがドーハムとヘンダーソンの一人二役で演奏してくれました。

 

[Track No.4]

セレソ・ローサ

ペレス・プラード楽団

『セレソ・ローサ』は、マンボキングの異名をとるキューバ出身のピアニスト&コンダクターのペレス・プラードが率いるペレス・プラード楽団の代表曲です。1955年に全米ヒットチャートで10週連続1位を記録し、26週連続チャートイン、同年の全米年間ヒットチャート第1位を獲得する大ヒットナンバーとなりました。
作曲は『バラ色の人生(La Vie en Rose)』などシャンソンのフィールドで名曲を残しているピエール・ルイギ。1950年にフランス語の原題『Cerisiers Roses et Pommiers Blancs』で初めて発表されました。のちに歌詞もつけられ、ヴォーカル版も生まれています。
今回はもちろんトランペット奏者ビリー・リージスの演奏が大フィーチャーされたペレス・プラード楽団のヴァージョンを採用。佐々木史郎さんが随所で強烈なベンドダウン&アップを披露してくれています。

 

[Track No.5]

いつか王子様が

マイルス・デイヴィス

ディズニーのアニメ映画「白雪姫」の挿入歌として1937年に世に出された大スタンダード。作曲はディズニー映画の音楽を多く手がけているフランク・チャーチルです。
元々はヴォーカル曲ですが、1950年代からジャズミュージシャンたちが好んで演奏するようになっていきました。ピアノのデイヴ・ブルーベック、ビル・エヴァンス、オスカー・ピーターソン、トランペットのチェット・ベイカー、そしてマイルス・デイヴィスといった人たちです。
今回の付属CDで参考にしたのは、やはりマイルス・デイヴィスのヴァージョン。1961年にリリースされたアルバム「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」のタイトル曲として収められたテイクです。マイルスの代名詞とも言えるミュートでのプレイが冴え渡り、共演のジョン・コルトレーン、ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、ジミー・コブとともに一世一代の名演を繰り広げています。
佐々木史郎さんはマイルスと同じハーマンミュートを使い、なりきって(?!)演奏してくれました。

 

[Bonus Track]
[Track No.6]

BimBomBam楽団

9月の空が過ぎたら〜Then wake me up〜

BimBomBam楽団

元PE’ZのフロントマンでリーダーのOhyama“B.M.W”Wataruこと大山渉氏が率いるBimBomBam楽団。2015年に結成した同バンドのレパートリーで唯一のバラードとなるのがこの曲です。
リリースされているヴァージョンはトランペット、ギター、ベースの3名という編成で演奏されていますが、この付属CDには別ヴァージョンを提供してもらいました。通常の編成の3人に加えてアコーディオンとパーカッション、ヴィオリンが加わった豪華なアンサンブルで楽しむことができます!

 


Profile:佐々木史郎(ささき・しろう)
東京は豊島区で生まれ育ち、吹奏楽の名門、豊島十中に進学。高校時代からジャズを始め武蔵野音大在学中より演奏活動。卒業後、山下洋輔パンジャオーケストラ、小泉今日子、高橋達也と東京ユニオン及びDreams Come Trueなどのレコーディング・ライブツアーなどに参加。'87年オルケスタ・デ・ラ・ルスのリードトランペットとしてメンバーに加わる。'90年ファーストアルバムがアメリカでビルボード誌ラテンチャート11週連続第1位という記録を作り'97年の解散までに15回以上の海外ツアーで、30数カ所の都市にてコンサートを行なう。この間'93年国連より国連平和賞受賞、トゥナイトショウ出演、'95グラミー賞ノミネート。SANTANA、ピーター・アースキン、ボブ・ミンツァー、エディ・ゴメスと共演。デ・ラ・ルス解散後は、スタジオ及びセッションミュージシャンとして、1000枚以上のCD、及び数百のCMやサウンドトラックに参加。2001年「Move on」と「The Life」の2枚をビクターaosisレーベルからリリース。2007年Shiro Sasaki&Caoba Big Band 「PEACE!」発表。現在もスタジオワークの他、浜田省吾、米米クラブ、熱帯ジャズ楽団、BIG HORNS BEE、山下洋輔Big Band、DCPRG、Far East Jazz Emsemble等、そして自己の「Apollo Jam」「Caoba Big Band」「The Boogaloo band」等で活躍中。
【関連雑誌・キーワード・アーティスト】




金管五重奏 MIYABI 雅 × リーフレック

06.29.20

管楽器の響きと音量を増幅させる2枚のプレートを組み合わせた、音響改善アイテム「リーフレック」。原朋直氏を


しなやかにしたたかに台頭する 美しき女子トランペッ

05.02.20

近年のシーンを見渡すと、女性トランペッターたちの台頭が著しいことに気づく。そこで今回は、女子トランペッタ


ページトップへ