フルート記事 フルートに新しい風景を──「私の音楽が日常に溶け込むように」
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THE FLUTE vol.212 Close Up│SUAI

フルートに新しい風景を──「私の音楽が日常に溶け込むように」

ARTIST

クラシックの王道で確かな素養を身につけながら、ポップ、ファンク、ラテンと多彩なフィールドで唯一無二の音色を響かせるフルーティスト・SUAI。フルート=クラシックの楽器というイメージにとらわれず、エフェクターを駆使したライブで観客を魅了し、シンガーとしての顔も覗かせる彼女の表現世界はどこまでも広い。最新アルバム『Swingin' Doll』のリリースを機に、ルーツや音作り、これからのビジョンまでを訊いた。
取材協力:シライシ紗トリ(プロデューサー)/Étoile polaire、取材・文:山口真央

フルートとの出会い──飽きっぽい私が続けられた理由

多彩なフィールドで活躍されるSUAIさん。フルートを始めたころは、クラシックから入られたのでしょうか?
SUAI(以下 S)
そうです!フルートは11歳のときに始めました。それまではお琴やヴァイオリンを習ったりしていたんですけど、どれも数年で飽きてしまって。私、本当に飽き性なんです(笑)。フルートを知ったのは、子どもの頃に観ていたアニメがきっかけでした。出てくるキャラクターに、フルートの天才的な才能を持つ子がいて……。そこから「やってみたい」と母にお願いして、試しに吹いてみたら割と音が出て。なんだか、最初からスッと引き込まれていくような感覚があったんです。
それまで続かなかった楽器と何が違ったのでしょう?
S
それが自分でも不思議で(笑)。なぜかフルートだけは「もっと頑張ろう」と思えたんですよね。先ほど「クラシックから」とご質問があったとおり、最初に所属したのはジュニアオーケストラでした。同じ楽器の子がたくさんいて、「絶対に負けたくない!」って気持ちがすごく芽生えて。私、結構な負けず嫌いみたいなんです。
 
 

インタビューは続きます!
・クラシックを愛しながら、自分の表現を探して
・ルーツがくれた「肩の力の抜き方」
・最新アルバム「Swingin' Doll」──聴き手を旅へ連れていく
・楽器とエフェクター
・これからのビジョン──「日常にあるフルート」へ

 
 
 
 INFORMATION
 

『Swingin' Doll』
全8曲収録。SUAIの「いまの旅路」を映す、ジャンル横断のニューアルバム。
【NRNR-00002】Navigatoria Records
[演奏]SUAI(Fl)
[収録曲]Swingin' Doll – Prelude、Kick Up the Sky、Dupie Dupie、EDP – When My Top Note Fades、Love in a Pod、Lovombo、Swingin' Doll、I Want All, Everything

 
 
登場するアーティスト

スアイ
SUAI

東京音楽大学出身。クラシックの素養を礎に、ポップ/ファンク/ラテンと幅広いジャンルで唯一無二のフルート表現を追求するフルーティスト。ライブではエフェクターを駆使した独自のサウンドメイクで観客を魅了する。中国人の父・日本人の母をルーツに持ち、台湾・台南市親善大使も務めるなど国際的にも活動の場を広げている。最新アルバム『Swingin' Doll』が好評発売中。

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