現代の独奏曲作品を演奏する公演「フルーティッシモ！」を2015年に開始した若林かをりさん。そのうちイタリアの作曲家サルヴァトーレ・シャリーノの作品を取り上げた回で、平成29年度文化庁芸術祭賞新人賞を受賞した。小林さんに、2年越しで取り組んできた公演や、シャリーノ作品への思いなどを聞いた。また若林かをりさんから寄せられた「受賞のことば」を掲載する。

今年生誕100周年を迎えた、レナード・バーンスタイン。THE FLUTE163号誌上で特別企画として取り上げた。 バーンスタインがフルートのための現代曲作品を遺していること、そしてその背景に込められた反戦の思い――フルーティストの間でもあまり知られていないそれらについてのエピソードを、ここで抜粋して紹介する。

18年前となる2000年、THE FLUTE本誌46号に登場していたマイケル・コックスさん。本誌163号のインタビューではあまり詳しく触れていない幼少期の音楽体験や、フルートを学ぶために単身ロンドンに渡った時のことを語る、当時のインタビューの一部を、ここで紹介する。

2017年12月、フルートアンサンブル「ファンタジー・フルート」のコンサートにゲスト出演された、東京交響楽団首席フルート奏者・相澤政宏さんと、同楽団首席クラリネット奏者のエマニュエル・ヌヴーさん。

本誌で人気連載の木村奈保子さんの「音のまにまに」をOnlineで掲載します！

中国出身の16歳と聞いたとき、そしてその素朴で幼さの残る風貌を目にしたとき、 きっと多くの人が驚いたのではないだろうか。昨年の神戸国際コンクール、二人の優勝者のうちの一人――まだ記憶に新しい、鮮烈な印象を残した彼へのインタビューが実現した。 

親日家として知られるエミリー・バイノンさん。今回で来日は約40回目。そんな彼女の活躍をよく目にすることはあっても、彼女自身のことを私たちは案外知らないのではないか。そこで今回、THE FLUTE本誌162号でのインタビューとは別に、彼女のプライベートや内面についても聞いてみた。

4人によるフルートアンサンブル リンクスは、2000年の結成以来多くのファンに愛されています。優雅に見える4人ですが、これまでにしてしまった失敗は数知れず…。普段のイメージから分からない彼女らの失敗を連載でご紹介します。

ロシアから英国王立音楽院に留学、ウィリアム・ベネット氏のもとで研鑽を積んだ若きフルーティスト、ルゴフキナさん。参加している木管五重奏アンサンブルでは、クラリネット奏者の橋本杏奈さんと共に活動しています。 そんな日本人奏者たちとの交流について、インタビューの番外編として語ってもらいました。

かつてU字管フルートでコンチェルトを吹く天才少年として話題になった小山裕幾さん。いま、オーケストラの首席奏者となる夢をかなえ、フィンランドを拠点に活躍している。「日本人とフィンランド人はウマが合う」という小山氏に、北欧の音楽や生活、そして日本でも続けている演奏活動について、語ってもらった。

THE FLUTE157号の巻頭インタビューに登場した、ヴァンサン・リュカ氏。本誌に前回登場したのは、2005年のこと。実に12年ぶりとなったわけだが、インタビュアは当時と同じ、フルーティストの藤田真頼氏。ここでは、本誌インタビューの内容をダイジェストで紹介しよう。

八ヶ岳で、沖縄で……気持ちのいい音楽をつくる楽しみ（木ノ脇道元）
無伴奏バロック作品を集めたハイレゾ・DSD音源をリリース、また来春公開の映画「島々清しゃ」に登場するフルート奏者役の少女への指導も――これまでと少々趣の違う活動に携わった近況について、木ノ脇氏が語ります。

THE FLUTE154号巻頭インタビューに登場した山形由美さん。フルートと向き合ってきたこの30年をふり返るとともに、今後の活動として考えていることをうかがいました。誌面の話題にもっと踏み込んだ、オンライン限定記事です！

本誌153号の特集「フルートでGroove！」に“セッションはコワくない！”で登場した鈴木和美さん。セッションイベントを毎月開催し、「初参加の人大歓迎！たくさんの人に参加してほしいです」と話す。セッションが“コワくなくなる”、鈴木さんからのメッセージ。

ルーマニアのジョルジェ・エネスク ブカレスト・フィルハーモニー首席奏者であるイオン・ボクダン・スティファネスク氏が、初登場。師であるジェームズ・ゴールウェイ氏との交流について語る。また、インタビュー翌日に行なわれたコンサートの模様もレポートする。

巻頭インタビューのほか、特集「フルートでGroove!」にも登場し、溢れ出すパワフルな音色の根源を語った赤木りえさん。
グルーヴィな演奏のコツ、アドリブをもっと自由に吹けるようになる秘訣などを聞きました！

THE FLUTE Style 01号の付属CDに収録された『JOYFUL JOYFUL～歓びの歌～』『Someone to watch over me』の“素敵な吹き方”を、黒田由樹さんがアドバイス！