音に惹かれ、人に惹かれて── ジャンルを越えて響き合う二人
東京フィルハーモニー交響楽団(以下 東フィル)と東京スカパラダイスオーケストラの共演をきっかけに出会った、フルート奏者のさかはし矢波と、東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックス奏者・谷中 敦。リハーサル後のステージでフルートを吹き続けていたさかはしの音色に谷中が惹かれ、声をかけたことから二人の交流は始まった。クラシックとスカ─異なるフィールドで長年活動してきた二人だが、話してみれば音楽への向き合い方から人への興味まで、不思議なほど共通するものが多い。初めての出会い、オーケストラとの共演、谷中のフルート愛、そしてジャンルを越えることで見えてきた音楽の自由さまで、笑いの絶えない二人のトークをお届けする。
取材協力:ミヤザワフルート製造株式会社、株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ、株式会社プリマ楽器
ヘアメイク:高草木剛/写真:井村重人(アーニーズスタジオ)
「あの音は誰?」から始まった二人の交流
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・スカパラと演奏するとオーケストラが“解き放たれる”
・「スターが僕に手を振ってくれるんです(笑)」
・音色は“すっぴん”──まずは自分の音を磨く
・谷中 敦がフルートに求める “フルートの音”
・違う音楽を知ったことで“脱皮”できた
・フルートは、心と音が直結する“歌”

さかはし矢波(さかはし・やなみ)
桐朋学園大学、同研究科卒。ドップラー記念コンクール入選、NHK新人オーディション1位合格、ジュリアス・ベーカーマスタークラスコンクール4位。これまでにドップラー作品収録の2枚のCD他、計4枚をリリース、専門誌に同作曲家研究を発表している。ソリストとして国内外でオーケストラとの共演、リサイタル活動をすると共にTV、ラジオのレギュラーとして数々の番組に出演。また音楽誌にエッセイ等を連載。アルソ出版より初エッセイ集「つれづれ放送局」を2012年3月に発刊。現在、(公財)東京フィルハーモニー交響楽団を経て、(一社)神奈川交響楽団首席フルート奏者、随想室内楽団メンバー(台湾)、東京SDGs吹奏楽団音楽監督。聖徳基督大学客員教授(台湾)、JICA東京国際サポーター及び栃木市文化大使、とちぎ未来大使。峰岸壮一、ジュリアス・ベーカー両氏に師事。
使用楽器:ミヤザワフルート All 14K--RH (Eメカ付)85873

谷中 敦(やなか・あつし)
1966年12月生まれ、東京都出身。1989年、東京スカパラダイスオーケストラのバリトンサックス奏者としてデビュー。国内外で精力的に活動し、世界各国での公演や大型音楽フェスへの出演を重ねる。スカパラでは演奏に加え、多くの楽曲で作詞を手がけ、さまざまなアーティストとのコラボレーションにも参加。バリトンサックスを軸としながらフルートやアルトフルートも演奏するなど、幅広い表現を追求している。また音楽活動にとどまらず、俳優としてドラマなどにも出演。多方面で活躍を続けている。










