フルート記事 第31回│旅は異なもの味なもの
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片山士駿のSwing, Swang, Flute!!!

第31回│旅は異なもの味なもの

ARTIST

ミュージシャンは仕事柄旅の多い職種ではありますが、普段旅仕事の割合の少ない僕にしては、珍しくこの秋は彼方此方に行かせてもらいました。

まずは新潟県。気鋭のトランペット奏者で、学生時代は共に慶應義塾大学ライト・ソサイエティで演奏していた鈴木雄太郎くんのツアーで、彼の故郷である新潟市、そして長岡市へ。ピアノの布施くんもまた“ライト”の後輩ということもあり、気心の知れたメンバーながら、リスペクトしている二人との演奏は、音楽的なコミュニケーションの風通しもよく、とても充実した旅でありました。このツアー中にライブ・レコーディングも行ったので、いずれアルバムとして皆さんにお届けできることと思います!

そして山形県は酒田港から出航したクルーズ船では、尺八奏者の瀧北榮山さんからのお誘いで船内での演奏。大変に豪華なお船で、4日間の航海中大変に快適に過ごさせていただいたのですが、船内での本番になると天候の影響で揺れに揺れ、波に合わせて軽くステップを踏んじゃったりなんかしちゃったのですが、波のパルスを感じながら演奏するのも中々に乙なものでありました。演奏は滞りなく終えこそすれ、クルーズ船初心者な僕は決して波の揺れに慣れているわけではないので、そんな中でもまるで陸地でのそれとまったく相違ないように仕事に徹しているクルーの皆さんに感服したのでした。このお船で酒田、宮津(京都)、金沢を周らせてもらいました。

クルーズ船SAKURA船内にて。左から筆者、加藤友彦(Pf)、瀧北榮山(尺八)(敬称略)

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片山士駿

片山士駿  (かたやま しゅん)
1995年千葉県出身。国立音楽大学ジャズ専修を首席で卒業、矢田部賞受賞。Manhattan School of Music 修士課程を修了。2015年、第46回山野ビッグバンドジャズコンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞。フルート奏者の受賞は大会史上初。2016年、米国フルート協会 NFA主催 Jazz Artist Competition Winner Player に選出される。2018年、マンハッタン音楽院へ入学しニューヨークへと渡る。2020年、新型コロナウイルスの影響により日本へ帰国。都内を中心に、自己のリーダーカルテットや、浅利史花(gt), 壷阪健登(pf)と結成した“キリヱ”での演奏活動の他、文化放送70周年記念「朗読劇 WA-GEI 」、「映画『ルパン三世 カリオストロの城』シネマ・コンサート! and 大野雄二・ベスト・ヒット・ライブ!」等、様々なライブやレコーディングへの参加、TV 出演など、活動は多岐にわたる。これまでに池田篤、大澤明子、斎藤和志、Donny McCaslinの諸氏に師事。
主な共演歴:小曽根真、菊池ひみこ、佐山雅弘、山下洋輔、にゅうおいらんず等(敬称略)

 
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