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自分の世界を音色で表現できる、それがジャズフルートの魅力│片山士駿

THE FLUTE vol.187 Close Up

ジャズフルーティストの俊英として、今注目のアーティスト片山士駿。THE FLUTE ONLINEでは、「片山士駿の Swing, Swang, Flute!!!」を執筆するなど、その才能は多方面にわたっている。片山氏は小社から発刊する曲集でも収録を予定している。

THE FLUTEとの縁は中学時代から

フルートとの出会いから教えてください。
片山
中学で吹奏楽部に入ったんですが、打楽器担当でした。映画音楽やアニメのサウンドトラックを聴くのが好きで、その影響でティンパニがやりたいと思って。
あるとき、あるサントラでフルートでジャズを吹いているものを聞き、「フルートでジャズができるんだ」と思い、吹奏楽部にあったフルートを部活のあとに練習していました。それからジェレミー・スタイグさんのCDを購入し、ジェレミーさんの演奏にジャズの道を進む原動力をもらいました。
実際にジャズはどうやって勉強されたのですか?
片山
ジャズフルーティストのMIYAさんが収録したCD付きのTHE FLUTEの別冊22号を書店でたまたま見つけたんです。これは隅から隅まで読みました。それでMIYAさんが講師をやっていたアルソ出版さん主催の山中湖でのキャンプにも参加したんですよ。
じゃあ、THE FLUTEとは昔からご縁があったのですね。
片山
はい。今は原稿を書かせていただいたり、携わることができて、本当にありがとうございます。
MIYAさんにはキャンプのほかにもレッスンを受けていました。ただ、あるときジャズセッションでお客さんから「MIYAさんみたいな演奏だね」と言われたんです。お客さんにしたら何気ない一言だったのでしょうけど、このままだとMIYAさんの真似で終わってしまう、とちょっと不安になって、それからはいろんな先生に教わるようになりました。
ジャズ理論を一番教えていただいたのはサックス奏者の池田篤さんです。フルートのテクニカル的なことは大澤明子さん。大澤さんはMIYAさんに紹介していただきました。

 

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・ジャズ専修サックス専攻に入学
・マンハッタン音楽院へ
・新しい楽器を得て

 

Profile
片山士駿
片山士駿
1995年千葉県出身。国立音楽大学ジャズ専修を首席で卒業、矢田部賞受賞。 Manhattan School of Music修士課程を修了。2015年、第46回山野ビッグ バンドジャズコンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞。フルート奏者の受賞は大会史上初。2016年、米国フルート協会 NFA 主催 Jazz Artist Competition Winner Playerに選出される。2018年、マンハッタン音楽院へ入学しニューヨークへと渡る。2020年、新型コロナウイルスの影響により日本 へ帰国。リーダーカルテットや、浅利史花(Guit)、壷阪健登(Pf)と結成した”キリヱ”での活動の他、文化放送70周年記念「朗読劇 WA-GEI」、「映画『ルパン三世 カリオストロの城』 シネマ・コンサート! and 大野雄二・ベスト・ヒット・ライブ!」等、様々なライブやレコーディングへの参加、TV出演など精力的に活動中。これまでに 池田篤、大澤明子、斎藤和志、Donny McCaslinの諸氏に師事。
主な共演歴:小曽根真、菊池ひみこ、佐山雅弘、山下洋輔、にゅうおいらんず等(敬称略)

 

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