オカリナ記事 游学志(陶笛阿志) 
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【Ocarina25号 Zoom In】15周年を迎えた台湾トッププレイヤー

游学志(陶笛阿志) 

台湾を代表するプレイヤー游學志(陶笛阿志)氏は昨年、Ocarina奏者15 周年を迎えた。昨年11月にはその記念アルバム「好時光(Good Times)」をリリース。これと合わせてカラオケ付きの楽譜集も出版された。今回は、約3年半ぶりに游學志氏が登場。Ocarinaに対するアツい想いが伝わるインタビューとなった。

 

游 學志

─ 15周年おめでとうございます。これまでのOcarina人生を振り返った時に何を思いますか?

游學志 2003年の最初のアルバムから現在に至るまで、私の心は常にオカリナに対する志を持っています。私はいつもこの楽器をアジアでもっと盛り上げようと努力していきたいと思っています。
特に、日本、台湾、香港、中国ではオカリナの音楽を演奏し始めている人が増えていますので、その努力が無駄になっていないことを知っていますし、オカリナが全アジアに広まることを願っています。
私はこの15周年を新たなスタートと考え、より多くの感動的な作品を創作するために努力していきます。これからも感動的な作品を、台湾から生み出し続けます。

 

─アルバム「好時光(Good Times)」はどんな想いで制作されましたか?

 実のところ、1枚のアルバムを作ることは想像以上に難しくスムーズにはいきません。そのためアルバムの制作に入る半年前には、アルバムのコンセプトや内容など方向性について考える必要があります。今回のアルバムに関しては、まずは15周年記念にすることを決めました。そして、台湾や台湾人の物事をテーマにしたいと考えました。自分自身にとって意味のあるものになっていると信じています。
このCDを制作したWIND MUSIC(風潮音楽)は多くの児童向けアルバムも作っています。その児童向けのアルバムでは、オカリナを使用した曲が多く使われており、その時に今回のアルバムのプロデューサーでもあるハンクと出会いました。私と彼の音楽のアイデアが非常に近いと感じています。お互いのことを何年も知っているので、音楽を作るうえでは多くを語らなくても理解できます。そして、今回のアルバムを制作する際、私たちは身近な楽器および台湾をテーマにしようと決めました。

 

本誌では、演奏する時に重視していることや、作曲の仕方なども語っています。気になる方はOcarina25号で。



游學志(ヨウ・シュエチィ)
Profile
1976年台北県生まれ。華岡芸術学校音楽家卒業後、二胡のプロ奏者となるものの、オカリナと出会いその音色の虜となる。以後、「陶笛阿志」の愛称で親しまれ、台湾では最も人気のあるオカリナ奏者である。現在、台湾国内はもとより、韓国、中国、日本など国外でも精力的に演奏活動をする傍ら、台北県の小中学校でオカリナを教えている。「台北陶笛楽団」団長。2010 年には、台湾で宗次郎氏とジョイントコンサートを行ない、成功を収める。2002年より鶯歌と九份に高品質な台湾製オカリナ専門店を出店。2003年、記録的な売り上げを達成した1stアルバム「陶笛奇遇記(オカリナアドベンチャー)」を皮切りに、現在まで11枚のアルバムをリリース。楽譜集など出版教材も数多く出版している。



Information
【「好時光」CD、楽譜集(カラオケ付)の購入方法について】
今回、国内特別限定販売となります。この機会をお見逃しなく。
■CD¥3,000(送料無料)
■楽譜集(カラオケCD付)¥3,500(送料無料)
■CD+楽譜集(カラオケCD付)¥6,000(送料無料)
特別限定販売につき、第1回申込期限6月20日。第2回申込期限8月30日。
◆お問合せ・お申込み
TOKOmusic 080-5528-4148 tokomusic2525@gmail.com
☆楽譜集は全曲カラオケCD付です(カラオケは游學志さんがCDで使用しているものと同じで、弦楽器、中国琵琶、古筝、三味線などによる本格的なものです)。
☆本誌にCD より1曲「好時光」(トラック3)、游學志さんの演奏、カラオケ、楽譜が収録されています。






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Ocarinaの
“今まで”と“これから”


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