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Ocarina 11号 Zoom In

蔡耿昌(Cai Geng Chang) & 嘉義陶笛楽団

前号Ocarina vol.10に登場いただいた、台湾のOcarina奏者である李景銘(Lee Ching Ming)氏の後任として、2014年4月より台湾陶笛文化交流協会の理事長に就任した蔡耿昌(Cai Geng Chang)氏が、8月に自身の主宰する台湾嘉義陶笛楽団のメンバーとともに来日した。
 蔡氏は社会人になるまでOcarinaを演奏した経験がなかったが、観光地で演奏されていたOcarinaの美しく柔らかい音に魅了された。
その後、Ocarinaを習い始め、嘉義陶笛楽団を10年以上前にスタートした。同楽団は現在、8歳から80代までと幅広い年齢層のメンバーが活躍しており、世界一大きいと言われるTNG社のBBBC管を使用していることでも有名だ。これまで、アジア・オカリナフェスティバルなどに参加し、高い評価を得ている。
 メンバーの子どもたちは、プロ奏者を目指すためにステージでの演奏に力を入れている。もちろん蔡氏も、子どもたちをプロ奏者としてステージに立たせてあげたいという気持ちが大きいため、各国のトッププレイヤーとの交流を深め、子どもたちにはOcarinaのことはもちろん、いろいろなことを学び吸収していってもらいたいと考えている。また、さらに絆を深めて同楽団が一つの家族のようになってもらいたいとも願っているという。 現在、台湾陶笛文化交流協会の理事長としても多忙な日々を送っている蔡氏。理事長就任後は、香港での全国的な交流をはじめ、アジアに目を向けて日本や韓国との交流にも積極的に取り組んでいる。







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