SELMER Paris クロード・ドゥラングル アルトサクソフォン⽤マウスピース

アドルフ・サックスの伝統を継承するエボナイトとメタルのハイブリッドマウスピース

セルマー・パリ社と、クラシックサクソフォン界の権威であるクロード・ドゥラングル氏(パリ国立高等音楽院教授)との密接なコラボレーションにより開発されたアルトサクソフォン用マウスピース。
先だって発表されたConceptシリーズの開発で得られたノウハウを基にして設計された。最大の特徴は金メッキが施された金属ユニットがマウスピースのシャンクからチェンバーまで、ボア内部全体を覆っていることである。これにより音の遠達性が増強され、より緻密で豊かなサウンドが得られる。
オープニングは1種類で、アルトサクソフォン用のみのラインアップとなる。

 

 

セルマー・パリ クロード・ドゥラングル アルトサクソフォン用マウスピース
[希望小売価格]¥29,500(税抜)
[ティップ・オープニング] 1.65mm
[フェイシング] 24mm
[チェンバー]ラウンド型
 
野中貿易株式会社
〒231-0011 神奈川県横浜市中区太田町4-46
https://www.nonaka.com/inquiry/

 

登場するアーティスト
画像

クロード・ドゥラングル
Claude Delangle

パリ国立高等音楽院で学び、サクソフォーンと室内楽の両方で1等賞を受賞。以来クラシックと現代音楽の両分野での世界的なサクソフォーンの名匠との評判をうち立て、現代曲においてはサクソフォーンに対する認識を広めることに貢献している。昨シーズンはM. ジャレルの『復活』とB. ジョラスの『セカンド・コンチェルト』の初演を行い、F. マルタンの『バラード』の日本初演を行なった。L. ベリオの『レシ』も初演し、リスボンのGulbenkian財団とSchleswig-Holsteinフェスティバルでも演奏している。ドゥラングルとベリオはたびたび共同で活動しており、ヨーロッパ、アメリカ中を演奏旅行している。ストラスブール・ミュージック・フェスティバルからは、タンゴに触発された曲でアルゼンチンの10人の作曲家が書いた「Tango Futur」の初演を行うよう招待を受けた。また、1986年にピエール・ブーレーズが初めて招待して以来、アンサンブル・アンテルコンタンポランと共演している。フランス国立管弦楽団など数々の管弦楽団と共演し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団には1992年以来招かれている。1988年からパリ国立高等音楽院で教鞭を執っており、世界各地でマスタークラスを開催している。さらにフランスサクソフォーン協会、国際サクソフォーン委員会の会長を務めている。

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