SELMER Paris Supreme（シュプレーム）アルトサクソフォン誕生！

常にサクソフォンのトレンドを作り出してきたセルマーによる次世代フラグシップモデル SELMER Paris　Supreme（シュプレーム） アルトサクソフォンが誕生。
2003年にアルトサクソフォン「リファレンス」を発表して以来、約20年振りとなる最高位機種がセルマー・パリからリリースされた。
開発にはクロード・ドゥラングル、ヴァンソン・ダヴィッドらクラシック奏者、バティスト・エルバン、ミゲル・ゼノンらジャズ奏者とジャンルを超えて多くのプレイヤーが参加した。
数多くの改良点が存在しているが、特に目を引くのははネックソケットのシステムだ（写真右下）。通常は1つの切り込みを3つにし、上からリングを被せるという半世紀ほど前に一部メーカーで使われたシステムを採用。気密性、ネックと本体との一体感向上に大きく寄与している。
更にサクソフォン特有の高音域および低音域の音程を大きく改善しながらも、音色の表現の幅を持たせるバランスの良さは特筆すべきものがある。