THE SAX vol.94

タワレコおすすめCD!「Circuits」Chris Potter

タワーレコードのバイヤーお勧めの1枚をご紹介!

「Circuits」/Chris Potter

[EDN1123]Edition Records
[曲名]Invocation、Hold It、The Nerve、Koutome 、Circuits、Green Pastures、Queens of Brooklyn、Exclamation、Pressed for Time
[演奏]Chris Potter(Ts,Ss,Cl,Fl,Guit,Key,Perc)、James Francies(Key)、Eric Harland(Ds)、Linley Marthe(Bass)

エレクトリックなサウンドと躍動感あふれるリズムが交錯するセッション

1990年代から活躍し、常にクリエイティヴな新しい試みで自身の音楽を構築してきたマルチ・リード奏者クリス・ポッター。このアルバムは、注目の若手キーボーディスト、ジェームズ・フランシーズを加えた4人のメンバーによるセッション。エレクトリックなサウンドと躍動感あふれるリズムが交錯するコンテンポラリー・ジャズ作。ポッターはサックスをはじめ、バス・クラリネット、フルート他を演奏し、一人何役もこなし重厚なアンサンブルをも聴かせている。

(文:タワーレコード 馬場雅之)

タワーレコード公式サイト

 

登場するアーティスト
画像

クリス・ポッター
Chris Potter

1971年1月1日、イリノイ州シカゴ生まれ。3歳の時に家族とともにサウスカロライナ州コロンビアに移る。そこでピアノとギターを演奏し始め、10歳になるとアルト・サックスに本格的に取り組み始め、13歳の時には初めてのギグを経験する。1989年、18歳の時にニュースクールへの進学のためにニューヨークへ移るとともに、ニューヨークのジャズ・シーンで活躍し始める。「Down Beat」誌は「地球上、最も研究され(そして模倣された)サキソフォン奏者」と形容し、「Jazz Times」誌は「国際的な有名人」と称す。自身のバンドのみならず、サイドメンとしても数々のセッションに参加しており、現代のジャズ・シーンの要人のひとりとして活躍している。

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