サックス記事

伝説的芸術家のアトリエにてピアノとのデュオでスタンダードをプレイ! 土岐英史

THE SAX vol.98 Interview

その唯一無二のアルトおよびソプラノの音色で、日本の至宝とも呼ばれる人気ジャズプレイヤー土岐英史。そんな名手から、2018年に新レーベル Days of Delight の第1弾としてリリースされた前作「Black Eyes」に続くニューアルバムが、早くも届けられた。「After Dark」と名付けられたその新作は、若手辣腕ピアニスト片倉真由子とのデュオで、あの岡本太郎のアトリエにてレコーディングしたキャリア初となるスタンダード集だ!完成の手応えを柔和な笑顔で語ってくれた。
(インタビュー・文:熊谷美広 / 写真:日比野武男 / 協力:Days of Delight)

土岐英史

どの曲を演奏するかは決めず、リハーサルなしでレコーディングに臨む

新作「After Dark」はピアノの片倉真由子さんとのデュオですが、このアルバムを制作することになった経緯は?
土岐英史
(以下 土岐)
プロデューサーからの提案で作ることになったんですけど、片倉さんとのデュオ自体は、ライブでは数回やってました。

片倉真由子さんとは、レギュラー・バンドでもずっと一緒に共演してますよね。
土岐
そうですね。5年くらい前に、坂井紅介(Bass)が「いいピアノがいるよ」って紹介してくれて、音を1発聴いて「おぉっ!」って思いました。いろんなピアニストがいて、空間を全部埋めちゃうピアニストも多いんですけど、彼女は敢えてそうしないで、浮かんだことだけを弾いているから、やりやすい。彼女は逸材中の逸材だと思いますよ。

土岐英史



PROFILE:  土岐 英史(とき ひでふみ)
1950年2月1日神戸市出身。大阪音楽大学卒。鈴木 勲(Bass)グループ、宮間利之とニューハード、日野皓正(Tp)グループなどで活動し、1975年に初リーダー作「TOKI」をリリース。1979年に松岡直也ウィシングに参加。1985年に山岸潤史(Guit)らと “CHICKEN SHACK” を結成して1991年まで活動。1989年に自己のグループ “TOKI & CRUISING” を結成。1986年から2011年まで山下達郎のツアーにも参加。現在もライブを中心に精力的に活動している。

LIVE Information
クリスマス・スペシャルライブが決定!


[日時]12月24日(火) 開場 19:15 / 開演 19:30
[会場]岡本太郎記念館  http://www.taro-okamoto.or.jp
[出演]土岐英史(As)、片倉真由子(Pf)

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CD Information

After Dark Days of Delight


After Dark
Days of Delight
【DOD-004】 ¥2,500(税別)

[収録曲]
01. 枯葉
02. After Dark
03. How High the Moon
04. Gee Baby Ain't I Good to You
05. Back Home Blues
06. 黒いオルフェ
07. I Hear a Rhapsody
08. Lover Man-dedicated to Noboru Shudo
[演奏] 土岐英史(As,Ss)、片倉真由子(Pf)

 


次ページにインタビュー続く
・岡本太郎が愛用していたアップライト・ピアノを使ってレコーディング
・楽器を置いて、メロディが身体の中に入るまで繰り返し聴く

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