トランペット 記事
THE TRUMPET vol.10 | 特集5

付属ダウンロード音源 レコーディング

トランペット吹きにとっての憧れのナンバーを付属ダウンロード音源[模範演奏+カラオケ]連動で楽譜掲載。ONLINEでは楽曲紹介を掲載。ダウンロード音源も試聴できます!

 

MAKOTOさんによる収録音源のダイジェスト動画もアルソ出版YouTubeチャンネルにて公開中!
Check It Out!!

 

Track No.1〜4  [Score  B♭譜 模範演奏・演奏アドバイス:MAKOTO]

[Track No.1]
真夜中のドア〜Stay With Me
松原みき

昨今の国内外でのシティポップ・ブームを象徴するナンバー。インドネシアの女性ユーチューバーRainychがカバー動画をアップしたことで、世界にその魅力が拡散したと言われています。オリジナル・シンガーの松原みきは同曲でデビューし、1980年のレコード大賞では松田聖子や河合奈保子とともに新人賞に選出されました。作曲の林哲司もシティポップ現象で注目されている一人で、この後に竹内まりや、杏里などにも楽曲提供をしていきます。
原曲の演奏は、間奏のアルトサックス・ソロがジェイク・H・コンセプション、アウトロのギター・ソロが松原正樹、独創的なベースラインは後藤次利と、多くのシティポップ名曲に名を連ねる面々です。MAKOTOさんは、1コーラス目と2コーラス目、間奏と後奏などで、フリューゲルホーンとトランペットを使い分けて違った表情の演奏を聴かせてくれています。

 
 

[Track No.2]
悲しみがとまらない〜I Can’t Stop The Loneliness
杏里

1978年のデビュー曲『オリビアを聴きながら』でのブレイク以後、それを超えるビッグ・ヒットに恵まれなかった杏里ですが1983年の『CAT’S EYE』がキャリア最大のセールスに。それを受けて次のシングルとして用意されたのが、この曲でした。当時、杏里と同じ事務所に所属していたシンガー・ソングライター角松敏生がプロデュースにあたり、林哲司に「モータウン風の曲調で」と作曲を発注。それにアレンジを角松が施し完成した楽曲です。シングルは見事に連続ヒットとなり、杏里の代表曲の一つになりました。
原曲の演奏は角松(Guit)や彼のバンドのメンバーだった青木智仁(Bass)や友成好宏(Key)が担当しています。 そして、何より注目すべきは間奏のトランペット・ソロを吹いているのが故・数原晋であることでしょう。MAKOTOさんは数原氏のフレーズを尊重しつつもオリジナルのエッセンスも加えて、煌びやかで華やかな音色でソロを奏でてくれました。

 
 

[Track No.3]
Plastic Love
竹内まりや

『真夜中のドア〜Stay With Me』とともに世界的なシティポップ・ブームのきっかけとなった竹内まりやのナンバー。オリジナル・テイクは1981年の活動休業から山下達郎との結婚を経ての1984年の復帰アルバム「VARIETY」に収録されています。当初シングル発売はなく、彼女のメインのファン層からは強く支持される曲ではありませんでした。が、おそらく山下達郎が同曲を気に入っていたため一年後にディスコ・クラブ向けのアナログ12インチ・シングルがリリースされました。
原曲の演奏にはギターで山下達郎、ドラムとベースは当時の達郎バンドで鉄壁のリズム・コンビを形成していた青山純と伊藤広規らが参加。そして、ここでもホーン・セクションの一員として数原晋の名前がクレジットされています。MAKOTOさんは都会的なトランペットのサウンドで、この曲の主人公の哀しみを湛えたクールなパーソナリティーを表現しれくれました。

 
 

[Track No.4]
中央フリーウェイ
荒井由実

本邦ポップス・シーンの女王ユーミンは、シティポップ・ムーブメントにおいてもやはり重要アーティストの一人です。この曲は彼女が荒井由実の名義でリリースした独身時代最後のアルバム「14番目の月」(1976年)に収録されたナンバーです。このアルバムからプロデュースを夫となる松任谷正隆が担当するようになりました。実家が東京・八王子であるユーミンが、デートで中央高速道路を調布から八王子方面へ走るシチュエーションを風景の描写もしながら歌にしています。
オリジナルの録音にはドラムにマイク・ベアード、ベースにリーランド・スクラーという西海岸の名手を迎えています。その他、ギターに鈴木茂と松原正樹、パーカッションに斎藤ノブ、エレピで松任谷正隆も参加、さらにコーラスに山下達郎、吉田美奈子、大貫妙子、尾崎亜美とシティポップ名曲を支えた面々が顔を揃えます。爽やかに高速を駆け抜ける雰囲気をMAKOTOさんがフリューゲルホーンで演奏してくれました。

 
 
 
 

MAKOTO(長友 誠)
宮崎県高千穂町出身。高千穂小学校吹奏楽部でトランペットを始める。大阪芸術大学を卒業の後、2005年からJABBERLOOPに参加。2007年、日本コロムビアよりメジャーデビュー後は、iTunesジャズチャート1位、2011年台湾の音楽賞の金曲賞の年間最優秀アルバムノミネートなど国内外を問わず第一線で活躍を続ける。代表曲『シロクマ』は2015年から日本テレビ「NEWS ZERO」野球コーナーのテーマ曲に長期に渡り使用され、吹奏楽やストリートダンス界など多分野においてアンセマティック曲となっている。2015年より神都高千穂大使。
去る5月11日にはJABBERLOOPが2つの新曲を同時配信リリースした。レーベルメイトであるtoconomaの石橋光太郎(Guit)をゲストに迎えた『Orange』と「Luru Binaural Bridge」公式テーマソング『continuum』の2曲だ。要チェック!

■JABBERLOOP Channel
https://youtube.com/c/JABBERLOOPTV

 

 




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