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THE TRUMPET vol.9 | 付属ダウンロード音源 レコーディング

トランペット吹きにとっての憧れのナンバーを付属ダウンロード音源[模範演奏+カラオケ]連動で楽譜掲載。ONLINEでは楽曲紹介を掲載。ダウンロード音源も試聴できます!

Track No.1〜4  [Score  B♭譜 模範演奏・演奏アドバイス:曽根麻央]

[Track No.1]
Confirmation
チャーリー・パーカー

ビバップというスタイルをトランペットのディジー・ガレスピーらとともに生み出したアルトサックスの偉人チャーリー・パーカーの代表曲。『Anthropology』『Show ‘Nuff』などと同じく、彼が『I Got Rhythm』のコード進行を用いて作曲したナンバーで、ビバップを象徴する一曲でもあります。数多くの録音が残されていますが、なかでもガレスピーと組んだ名高いクインテットでレコーディングした「イン・コンサート」での演奏が出色の出来と言われています。
カバーはやはりアルトサックス奏者によるものが多く、ソニー・スティットやリッチー・コールの名演が知られています。その他ではコーラスグループのマンハッタントランスファーによるヴォカリーズでのカバーなども有名ですが、トランペットのワンホーンは珍しく今回の曽根麻央さんによる演奏は貴重なヴァージョンとなりました。

 
 

[Track No.2]
Autumn Leaves
ジョゼフ・コズマ

作曲者のジョゼフ・コズマが元々はバレエ音楽として作ったナンバーですが、フランスを代表するシャンソン歌手であるイヴ・モンタンが歌って大ヒットして世界中に広まりました。アメリカのジャズシーンでも人気曲となり、今やジャズスタンダードの代名詞として親しまれています。
代表的な名演として筆頭に挙げられるのが、レコード会社との契約の関係でアルトサックスのキャノンボール・アダレイ名義となっていますが、実質マイルス・デイヴィスがリーダーである「サムシン・エルス」収録のヴァージョンです。その他ピアノのビル・エヴァンスによる演奏も名高く、チック・コリアやキース・ジャレットといったピアニストも名演を残しています。曽根さんの演奏は、テーマを独特な歌い方で表現しアドリブはスリリングに決める、新世代ならではの息吹を感じさせるものです。

 
 

[Track No.3]
Star Eyes
ジーン・デポール

オリジナルは映画の挿入曲として書かれ、ジミー・ドーシー楽団による演奏をバックにしたヴォーカル・ナンバーとして世に出ました。ジャズスタンダードとして定着したきっかけは、やはりチャーリー・パーカーでした。1951年発表のアルバム「スウェディッシュ・シュナップス」で取り上げて、これがモダンジャズ時代の決定的なテイクとなりました。そのためキャノンボール・アダレイ、リー・コニッツ、アート・ペッパー、フィル・ウッズなど、アルトサックス奏者が好んで演奏しています。
トランペットでも、チェット・ベイカーやフレディ・ハバード、そしてロイ・ハーグローヴなどビッグネームが取り上げていますが、忘れてはならないのが、やはり帝王マイルス・デイヴィス。パーカーのクインテットで、この曲に参加しています。曽根さんは実はこの曲を今回初めて演奏したそうで、その意味でも貴重な録音です。

 
 

[Track No.4]
Everything Happens To Me
マット・デニス

1940年にマット・デニスによって作曲され、彼がピアニストを務めていたトミー・ドーシー楽団をバックに、同楽団に所属していたフランク・シナトラが歌ってレコーディングされたバラード・ナンバーです。ビリー・ホリデイなどシンガーによるカバーも多く、チェット・ベイカーも歌で取り上げています。
ビバップ期のジャズ巨人として双璧とも言えるチャーリー・パーカーとピアノのセロニアス・モンクのヴァージョンが、どちらも有名です。ハードバップ時代のジャズヒーローたちもそれに続き、ピアニストではビル・エヴァンス、アルトサックスではアート・ペッパーなどがカバーしました。そして日本を代表するジャズマンである渡辺貞夫の演奏もライブ盤などに収録されています。今回の録音では、曽根さんがスピード感を失わないバラード演奏のお手本を示してくれました。

 
 
 
 

曽根麻央
幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドを率いてニューヨークのブルー・ノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また世界的トランペッター、タイガー大越のピアニストとして中国ツアーに参加。2021年には自身のバンド「Brightness of the Lives」が日本ジャズ界の最高峰、ブルーノート東京出演を果たす。またKevin Hæfelin監督のニューヨークを舞台にしたショート・フィルム「トランペット」では主演と音楽を担当し、世界各国の映画祭で賞を受賞するなど、演奏を超えて様々な活動している。

 

 




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