いつもベターな状態で、よりよい音楽の表現を
この8月、浜松で開催された日本フルートコンヴェンション。そのメインゲストの一人であるペーター=ルーカス・グラーフ氏に、インタビューを行なった。86歳の大御所でありながら、よりよい音楽表現の追求に余念がないその姿は、コンヴェンションに集った若きフルーティストたちを大いに刺激したに違いない。コンサートで演奏したシュトックハウゼンの曲に施した“しかけ”とは? 同じくメインゲストであったフィリップ・ベルノルド氏との共演で味わった、世代も音楽性も超えて理解し合う体験とは……?コンヴェンション終了後、札幌公演に向かう合間のひとときに話を伺った。
この8月、浜松で開催された日本フルートコンヴェンション。そのメインゲストの一人であるペーター=ルーカス・グラーフ氏に、インタビューを行なった。86歳の大御所でありながら、よりよい音楽表現の追求に余念がないその姿は、コンヴェンションに集った若きフルーティストたちを大いに刺激したに違いない。コンサートで演奏したシュトックハウゼンの曲に施した“しかけ”とは? 同じくメインゲストであったフィリップ・ベルノルド氏との共演で味わった、世代も音楽性も超えて理解し合う体験とは……?コンヴェンション終了後、札幌公演に向かう合間のひとときに話を伺った。
通訳:田原さえ/写真:草野裕/取材協力:ヤマハ株式会社、株式会社ヤマハミュージックジャパン/写真提供:一般社団法人 日本フルート協会
シュトックハウゼンで“成功”を収める
今回、フィリップ・ベルノルドさんとは初めてお会いしました。彼と共演できたのはとても嬉しかったですし、ゲイリー・ショッカーさんやイアン・クラークさんとも知り合えてよかったです。また、有田正広さんをはじめとする日本のフルート界のスペシャリストとも交流できて、本当に有意義なコンヴェンションでした。私の教え子も各地からたくさん集まり、旧交を温めることができました。こんな機会でもなければ、フルートをやっている仲間といえどもなかなか会うチャンスもないので、そういう意味でも楽しませてもらいました。

日本はどこに行ってもきちんと段取りがされているので、余計な気を使うこともありませんね。皆さんが親切なので、そういうところも体調面でプラスに影響しているのだと思います。(次のページに続く)
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・グラーフより上手に吹ける(!?)
・方向性は違っても……

Peter-Lukas Graf







