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Ocarina vol.40│特集

ワンランク上の奏法を身につける J-POPを歌うように奏でよう!

楽譜どおりに演奏しているけど何か物足りない。もっと、歌っているように吹きたい!
そんな思いで演奏に励むOcarina愛好者も多いと思います。
前回の昭和の名曲に引き続き、今回はJ-POPの有名曲を題材に、ワンランク上の奏法・発音を盛り込んだ“聴かせる演奏”の極意をプロ奏者にレクチャーしてもらいます。
また、クラシックや童謡の演奏では使わないような、POPS演奏に効果的な特殊奏法も紹介。まるでポップス歌手が歌っているかのような演奏を目指す企画です。

 

今回の楽曲は

『世界に一つだけの花』
『Plastic Love』

 

解説してくれたのはこの人

大沢聡
 

大沢聡 (おおさわ さとし)
国立音楽大学音楽学部器楽学科サクソフォン専攻在学中にオカリナと出会う。サクソフォンを服部吉之氏、下地啓二氏、オカリナを平本孝雄氏に師事。2004年10月、オカリナ奏者としてプロ活動を開始。世界初の3オクターブ複数管オカリナをプロ奏者としてはじめて使用。2006年、イタリアで東洋人初のリサイタルを開催、以降、コンサート開催国はイタリア、韓国、台湾、中国、ドイツ、オーストリア、アメリカの7カ国。国内ではサントリーホール、東京オペラシティなどの著名ホールでリサイタルを開催したほか、伊勢神宮、二条城などの歴史遺産でも演奏。㈱プリマ楽器より「Osawa Ocarina」を発表し、複数管オカリナの世界的普及に貢献する。2008年度国際芸術連盟音楽賞、第3回東京サミット音楽コンクール奨励賞を共にオカリナで受賞。国際芸術連盟専門家会員。イタリア・ブードリオ市名誉賞受賞。やまなし大使。山梨市観光大使。

 

 

今回は以下の5項目に答えてもらいました

ニュアンス、アーティキュレーションについて

音の処理について

音程について

ベンド、グリッサンド等の奏法について

ヴィブラート等の使用について

 

 

『世界に一つだけの花』 音の処理について 

 

この曲はポップスなので、少しだけカッコよく聴こえるように細工をしていきます。まず、ポップスではバラードのようなゆっくりした曲を除き、ある程度のテンポがある曲ならば、アウフタクトの音は必ずスタッカートを付けます(あくまで僕の場合ですが)。
(誌面ではこのあとも文章が続きます)

 

『Plastic Love』 音程について

 

ポップス全体において、正確なピッチで演奏するのは基本中の基本です。それが大前提で、曲調が暗いのであれば少し低めに。明るい曲調であれば少し高めに演奏しても良いと思います。上記のことを念頭におくと、この曲の場合は少し低めでもいいですね。
この曲においてはどちらを選択したほうが良いのでしょうか?
(誌面ではこのあとも文章が続きます)

 

 

全文は本誌Ocarina40号でお楽しみください。







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