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もうひとつのOcarina物語│第24回 徐 香淑 ─前編─

1000人のオカリナ合奏。Ocarinaを知ってほしいという想いからスタート

植田篤司氏をナビゲーターに、Ocarina界に貢献してきた人物や団体を紹介していく「もうひとつのOcarina物語」。今号からは2020年8月1日に開催する「〜10年かけて かける虹〜オカリナ1000人大合奏」を主宰している徐 香淑さんが登場。前編ではOcarinaとの出会いを中心に話をお聞きしました。

1000人の合奏を目指す理由

植田
8月1日に1000人合奏の演奏会を開かれますが、そもそもなぜ1000人にしようと思われましたか?
私がオカリナ奏者になったのが10年前でしたが、当時から若い人が少なかった。もっと若い層や子どもたちがオカリナを吹くといいのにと思っていたんです。また先ほどお話したようにオカリナの地位の低さに苦労したのでもっと上げたい、オカリナはすばらしい楽器だということをもっと知ってもらいたい、そのためにどうしたらいいのかを考えていたとき、オカリナが有名になることが一番だと。私にどんなことができるかと企画を練っているうちに大合奏を思いつきました。100人で合奏するのはすぐにできそうだから、1000人で一緒に吹くことを目標にしようと決めました。
植田
100人の演奏は2014年に、300人の演奏は2018年に行ないました。そしてオリンピックイヤーの今年に、1000人の大合奏が実現するわけですね。実現に向けてどんな活動をされましたか?
「虹かけプロジェクト」という名前で、様々なフェスティバルに行って宣伝をしてきました。300人のときの練習では関西の方だけでなく、長野県などの他県から練習に参加していただいた方もいらっしゃいました。企画を言い出したのは私ですが、みなさんに賛同してもらい、平和で温かい空気感の中でオカリナの演奏ができ、とても感動しました。
植田
実行委員の方の力も大きいですね。
そうですね。とても感謝しています。みなさん自分のプロジェクトのように協力いただいています。実行委員の皆さんは私のお父さんやお母さんのような存在です。
植田
今は何名集まっているのですか?
2020年に入るときの目標が700名でしたが、達成はできませんでした(2020年1月1日現在、694人。団体51組628人、個人66人。参加者パートはAC1が409人、AC2が194人、BCが91人)。この雑誌が出版されるころには800人になっていると嬉しいですね。
植田
1000人の大合奏が今から楽しみです!

次号33号では8月1日に開催される1000人大合奏についてお聞きします。

〜10年かけて かける虹〜オカリナ1000人大合奏

【日時】2020.8/1(土)12:45開場 13:00開演
【会場】東リ いたみホール(伊丹市文化会館)大ホール(兵庫)
【出演】植田篤司/徐 香淑(Cond)、柳原由佳(Pf)、安永早絵子(Perc)、徐 香淑/大沢 聡/佐藤一美/植田篤司/Ocarina Duo Sognatrice<小林理子(Oc)、山本優子(Oc)>/小林洋子/弓場さつき/デュオたんと<森下知子(Oc)、大島忠則(Pf)>/椎名春奈/ユッスヒ(Oc)
【内容】第1部:1000人大合奏、第2部:ゲスト演奏
【参加者募集】
参加費:¥3,000 中学生以下:¥1,000
募集締切:2020.3/31
募集パート:AC1=400人/AC2=400人/BC=200人
当日の服装:Tシャツ(色は自由)
【問合せ】
ホームページ https://1000ocarina.com/
E-mail:info@1000ocarina.com
FAX:0797-74-7756

全文はOcarina vol.32でお楽しみください。







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